資産防衛の日々

専業投資家:独自のルールに基づき割安成長株に中長期投資をしています。臨床工学技士として病院に勤めて4年後に「専業投資家」として独立。宝塚ファン。

日本に金融ハブ構想!千載一遇のチャンスです:本日のニュースコメント picul

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www.nikkei.com picul:国際金融ハブ構想「人材誘致へ税軽減」 甘利税調会長→素晴らしいです。税軽減は必須です。以前も書いた通り、日本は金融ハブのポテンシャルがありますし、

日本はTPP、FTA、RCEP他にも多くの枠組みに参加していたり、香港のゴタゴタ、アジアで突出した安定した政治や治安、どう考えても、香港から日本へと金融ハブが移ってもおかしくないです。


【編集後記】ソニーの中間報告書が届きました。ここに描かれている通り、2000年に比べてはるかに事業のバランスが整っています。株価は高値圏ですが、長期ストーリーが崩れないかぎり保有したいと思います。

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オーストラリアと中国の関係は最悪になっている:本日のニュースコメント picul

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www.bbc.com picul:オーストラリア、中国。何年か前はあれほど蜜月関係だったのに、いつのまにか仲の悪い国同士になりました。アメリカの調査機関ピュー・リサーチセンターの発表によると、中国を好意的に見ているオーストラリア人は過去3年間で64%からわずか15%に激減したとのことです。このトレンドはある程度分かっていたことですが、急激に進んだのはCOVID-19の影響があります。オーストラリアが、武漢市など国際調査を要求したところ、中国が猛反発して、そこから両国の雰囲気が最悪になっていきました。本当に国同士の関係はいつどうなるか分かりません。

直近、トランプ大統領からバイデン大統領へと移行する過程で、米国は親中になると予想する向きもあるようですが、議会の力が強いので、そう簡単に流れは変わりません。そして昨日、イギリス政府は来年9月以降、ファーウェイ製品の設置を禁止すると発表しました。そして、5Gを巡る新戦略として、NEC(6701)と実証実験を行うことも分かっています。軍事面での対中包囲網は確実に進んでいます。そこで日本の存在感があるのは良いことですが、日中の経済は結びつきが大きいので、今後も難しい判断を迫られています。

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長期で保有できる株は滅多に見つからない:picul

皆さん、お疲れ様です。GoToトラベルのキャンセルが急増していたり、それと同時に飲食店にも影響が出ているようで、新型コロナに経済が揺さぶられています。


しかし、悪いことばかりではありません。30兆円以上の補正予算のアドバルーンが上がっていたり、GoTo延長も既定路線となっています。すでに相場は来期目線になっていることは事実なので、引き続き右往左往せずにポートフォリオで資産防衛していきます。ポートフォリオを見てみると、以前と銘柄はほぼ変わっておらず、強い株があったり弱い株があったりで、ボラティリティが抑えられています。


私は極端な銘柄入れ替えを好みません。これには理由があって、長期で保有できる株は滅多に見つからないという事実があるからです。長期で荒波を乗り越えながらEPSを増大させ続ける企業というのは、1年のうちに何度も見つかるようなものではないのです。そのため、何度も何度も必死で頑張って見つけるよりも、一度見つけたら、保有してファンダメンタルズをフォローし続ける方が楽なのです。これは私が楽と思っているだけで、他にもやり方はあるでしよう。いずれにせよ、自分のスタイルを持っておくことが大切です。

ちなみに、一過性の要因によりEPSが低迷する時は、安く買えるチャンスです。


【編集後記】
Apple TV+の「ジェイコブを守るため」シーズン1エピソード8で完結しているので一気に観ることができます。息子が殺人容疑をかけられた検事の姿を描いており、先が読めない展開が面白かったです。ハラハラドキドキ楽しめるサスペンスでした。お勧めです。
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22%増 米ブラックフライデー通販。日本のECも良いでしょう:本日のニュースコメント picul

r.nikkei.com picul:アメリカのブラックフライデーは、昨年に比べて通販が22%増だったようです。逆に実店舗の客足は52%減となっており、勝っている会社と負けている会社が明確になっています。おそらく日本も同じようにECが好調です。今年はECに大きな追い風となりましたが、一過性ではなくて、少し先の未来に強制的にワープしただけです。もちろん今年はスパイク的な需要があったので来期のハードルは上がっていますが、これからも市場が拡大していくことは確実です。負けているところで細かいところを見ると、実店舗のアパレルなどは、一部のファストファッションを除いて厳しい状態が続いています。例えば、パルグループ(2726)は足元厳しく今期は絶望ですが、ECの比率も上げているため、来期回復期待で拾っておきたい気持ちもあります。株価は1,186円で低迷しています。


【編集後記】3歳になったばかりの息子は歌とダンスが大好きで、今日もダンスを披露してくれています。

絶望感溢れている大阪の飲食店:本日のニュースコメント picul

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mainichi.jp picul:新型コロナ感染者の増加に伴って、大阪府による飲食店への営業時間短縮や休業の要請が始まっています。私も先程、飲み街を散歩して調査してきましたが、雰囲気悪くなってきてるのが分かりました。外食株は保有していませんが、依然と厳しい業績が続きそうです。昔、投資していたMSコンサル(6555)は光通信が株を買い増しているようですが、どのような勝ちを狙っているのでしょうか。今期は絶望的なので、おそらく来期期待で買っているので長期逆張り戦略でしょう。たしかに、一過性の問題なので、来期外食の状況が回復していたら株価は大きく戻るでしょう。しかし、私には依然と同社の長期ストーリーは描けないので、今のところ投資できそうにありません。

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日常生活の投資アイディア 過去の例はピックルス、Zホール、神戸物産、キリン堂、西松屋、ライフ、ウェルシアなど:picul

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日常生活は投資アイディアの宝庫です。私は、普段から身の回りで起きていることに感度を高くするようにしており、なんでもかんでも投資に結びつけて考えています。


「おや、ここの店また店舗だしたのか」
「⚪︎⚪︎社の営業車頻繁に見るようになったなあ」
「近所の子供が⚪︎⚪︎に夢中だ」
「△△さんは⚪︎⚪︎社の会員になったらしいよ」
「いつも繁盛してるなあ」
「この店の低価格には衝撃を受ける」
「これは便利なサービスだ」


どんなに、しょうもない事でも投資のヒントがあります。それはあくまでヒントなので、それだけで株を買うことはありませんが、株を詳しく調査する入口になるのです。会社四季報を読むだけだと、スルーしていた銘柄も実体験で衝撃を受けると、理解度が比べ物になりません。


過去の例を挙げると、ピックルスコーポレーションはご飯がススムを食べて、多くの人が食べやすいキムチと気づいてから気付いた銘柄です。ZホールディングスはPayPayがキッカケでYahoo経済圏に入って気付きました。神戸物産は兼業時代の節約モードの時に発見しました。キリン堂はよく利用するようになって気づきました。西松屋はPBのオムツを買っていたので気づきました。ライフはネットスーパーに衝撃を受けました。ウエルシアは地域密着のレイアウトと品揃えに驚きました。例を挙げるとキリがないのでこの位にしておきますが、このように私は日常生活で気になった銘柄を深堀りしていくことがあります。過去の関連記事は下に貼っておきます。


最近の日常生活で気になった銘柄は、スギホールディングスです。私は完全にウエルシア派ですが、最近スギ薬局の新店舗をよく見るので気になりました。ドラッグストア特有の美しい業績だという事は以前から知っていましたが、説明会資料を読んでみると、ウエルシアと同じように調剤の売上も順調に拡大しており、意外と成長余地が大きいと思いました。ちなみに、ドラッグストアの市場は上位10社でシェア70%を占めていますが、調剤の市場は上位10社で約18%のシェアを占めてるだけで、残り80%以上が中小薬局がひしめきあっている市場です。つまり、シェアを取っていくだけで成長余地があります。ここは大手調剤チェーンや大手ドラッグストアが売上をとっていくことになります。


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「株価が回復するかもしれない」という願望は投資パフォーマンスを悪化させる:picul

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「株価が回復してほしい」「株価が回復するかもしれない」というような願望は、私にはありません。株式投資において、できる限り感情を排除することが大切と考えているからです。感情的になれば、本当は売るべき時に売らなかったり、冷静さを失い買い急いだりするからです。他にもたくさんのデメリットがあります。つまり、願望は自分の投資パフォーマンスを悪化させるのです。


重要なのは、今の株価でその会社を所有したいか。会社を手放したいのか。この2点です。中長期投資家として、ファンダメンタルズと株価を比べる作業だけしています。含み益で嬉しい!含み損で悲しい!一切ありません。保有している株が上がろうが下がろうが関係ありません。売るべき理由があるときに売るだけです。そうしないと、長期保有株は持てません。株価調整も付き合っていくからこそ、長期で何倍にもなります。例えば、今年の例で言うと、良品計画はコロナショックから2倍になっていますが、その間も何度も株価調整しています。長期のファンダメンタルズを見通している場合は、右往左往してはいけないのです。もちろん、これからも何度も株価下落して調整するでしょう。しかし、分割利益確定する銘柄はしっかりと分割利益確定します。長期の展望が見えない場合は、コツコツと分割で利食っていくことで、上がっても下がっても対処できるものです。いずれにせよ、ただの数字です。自分の願望を投資に持ち込みません。
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もちろん、感情的に投資をしたい人もいるも思うので、それは人それぞれです。アドレナリンを出して大金を稼いでいる人もたくさんいるからです。私は資産運用で高すぎるボラティリティは求めていないので、これからも感情を排除していきます。

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世界2位!イーロンマスク、ビルゲイツ抜いた:本日のニュースコメント picul

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japan.cnet.com picul:皆さん、お疲れ様です。本日の日経は上昇したものの、マザーズは下落しているので、相変わらず空中戦が続いています。アメリカでは、テスラの時価総額が初の5000億ドルを突破して、イーロンマスク氏の資産も世界2位になっているようです。このEVバブルは日本にも波及しており、EV、電池、再生可能エネルギーなどが人気のテーマとなっています。このEV関連銘柄は苦手なので保有していませんが、人気テーマになると実力以上に評価されて、資金が抜けるときも酷いことがあるので注意が必要です。


菅政権発足時にはデジタル関連の銘柄がもてはやされましたが、コロナショック以降、わかりやすいくらいセクターが切り替わっています。EV自体は世界のトレンドであり、息の長いテーマです。それは間違いありません。しかし、日本株のEV関連で、どこの会社が勝ち続けるのか自分には分からないのです。理解できないものには投資しません。理解できるまで勉強します。その頃には相場終わっているでしょうが、本物なら調整を挟んで再度上昇するものです。

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