日常生活は投資アイディアの宝庫です。私は、普段から身の回りで起きていることに感度を高くするようにしており、なんでもかんでも投資に結びつけて考えています。
「おや、ここの店また店舗だしたのか」
「⚪︎⚪︎社の営業車頻繁に見るようになったなあ」
「近所の子供が⚪︎⚪︎に夢中だ」
「△△さんは⚪︎⚪︎社の会員になったらしいよ」
「いつも繁盛してるなあ」
「この店の低価格には衝撃を受ける」
「これは便利なサービスだ」
どんなに、しょうもない事でも投資のヒントがあります。それはあくまでヒントなので、それだけで株を買うことはありませんが、株を詳しく調査する入口になるのです。会社四季報を読むだけだと、スルーしていた銘柄も実体験で衝撃を受けると、理解度が比べ物になりません。
過去の例を挙げると、ピックルスコーポレーションはご飯がススムを食べて、多くの人が食べやすいキムチと気づいてから気付いた銘柄です。ZホールディングスはPayPayがキッカケでYahoo経済圏に入って気付きました。神戸物産は兼業時代の節約モードの時に発見しました。キリン堂はよく利用するようになって気づきました。西松屋はPBのオムツを買っていたので気づきました。ライフはネットスーパーに衝撃を受けました。ウエルシアは地域密着のレイアウトと品揃えに驚きました。例を挙げるとキリがないのでこの位にしておきますが、このように私は日常生活で気になった銘柄を深堀りしていくことがあります。過去の関連記事は下に貼っておきます。
最近の日常生活で気になった銘柄は、スギホールディングスです。私は完全にウエルシア派ですが、最近スギ薬局の新店舗をよく見るので気になりました。ドラッグストア特有の美しい業績だという事は以前から知っていましたが、説明会資料を読んでみると、ウエルシアと同じように調剤の売上も順調に拡大しており、意外と成長余地が大きいと思いました。ちなみに、ドラッグストアの市場は上位10社でシェア70%を占めていますが、調剤の市場は上位10社で約18%のシェアを占めてるだけで、残り80%以上が中小薬局がひしめきあっている市場です。つまり、シェアを取っていくだけで成長余地があります。ここは大手調剤チェーンや大手ドラッグストアが売上をとっていくことになります。