資産防衛の日々

専業投資家:独自のルールに基づき割安成長株に中長期投資をしています。臨床工学技士として病院に勤めて4年後に「専業投資家」として独立。宝塚ファン。

勝ってる銘柄は保有し続け、負けている銘柄は潔く売却する:picul

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以前、親子上場の投資例について書きました。この時書いた投資例は、パソナ、ノーリツ鋼機、ベクトル、インフォコム、ソニーでしたが、ベクトルは前回のポートフォリオの現状でお伝えしたように損切りしています。他の銘柄は、中長期ストーリーが変わらないので保有継続しています。ストーリーが継続していれば何年でも保有します。


しかし、私は株を見限るときは一瞬です。間違っていると判断すれば、市場の意見は関係なしに売ります。つまり、勝っている銘柄は保有し続けて、負けている銘柄は潔く利益確定、損失確定をするのです。一般的に含み損益で勝ち負けを判断しますが、ここでの勝ち負けは含み損益のことではありません。私の勝ち負けは銘柄ストーリーです。ストーリーとは凄く雑に言うと「成長」です。ピンポイントで言うと、EPSの成長ですが、戦略的に利益率が低くなっているのは歓迎です。これは2015年にテクマトリックスの記事で紹介した通りです。銘柄ストーリーが継続していれば勝ちで、ストーリーが崩れたら負けなのです。それは決算やビジネス環境などで判断します。例えば、それまで勝ち続けていた銘柄が決算を機に負けたとします。そうすれば利益確定です。ストーリーが復活すれば買い戻しです。(銘柄によっては、一気に売らずに分割利益確定をしていきます)
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その癖を付けると、自然とポートフォリオは含み益だらけになり輝いてくるものです。もちろん短期的に輝きを失っているものもありますが、それは私のポートフォリオ運用において、避けては通れない道です。一過性の問題で中長期ストーリーに問題がなければ、短期的なファンダメンタルズの調子が良くなくても銘柄を保有し続けるからです。これは運用者の方針によって変わってくるので正解不正解はありません。最悪なのは負けている銘柄だらけのポートフォリオです。見るのも嫌になります。ストーリーが継続して見通せるものだけ保有するのです。継続していたら簡単には売りません。勝ってる銘柄は安易に売ってはならないのです。そうすると含み益が驚くほど増大する時が訪れます。もちろん、人それぞれやり方は自由です。

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