資産防衛の日々

専業投資家:独自のルールに基づき割安成長株に中長期投資をしています。臨床工学技士として病院に勤めて4年後に「専業投資家」として独立。宝塚ファン。

ポートフォリオの現状。4銘柄で資産の約40%、分散52銘柄で資産の約40%、現金約20%:picul

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皆さん、お疲れ様です。久しぶりにポートフォリオの現状を書きます。4銘柄で資産の約40%、52銘柄で資産の約40%、現金約20%となっています。主力株4銘柄の数は変わりませんが、資産の40%を占める分散銘柄は52名銘柄に縮小しました。これは銘柄入れ替えの一環で、相対的に割安感の強かった銘柄を買い増しするための売却でした。買い増しの必要がなければ売る必要はなかったのですが、現金比率を下げたくなかったので、保有株の売却で資金を手当てした形です。ここ1週間くらいお伝えしている通り、グロース株の比率を少し下げました。


以前から申し上げている通り、方針は変わっていません。今年のコロナショックは空前のバーゲンセールでした。バーゲンセールで買った株は、安易な利益確定を控えるということが大切です。例えば、良品計画(7453)は暴落して3月に969円の安値をつけました。しかし、好調な月次決算を背景に、10月の高値は2,351円です。そして直近金曜日の終値が2,311円です。平均取得単価1,125円からは2倍以上になっていますが、利益確定していたら当然2倍株にはなっていません。圧倒的なブランド力のある会社の株をバーゲンで手に入れたら、ストーリーが崩れない限り徹底的に保有し続けるのです。もちろん、個人的な考え方です。


他にも、ポートフォリオの一部を見てみると、平均取得単価から下落率が大きく反発も遅かった8570イオンフィナンシャル(終値1,135円)や8905イオンモール(終値1,746円)の株価が回復傾向にあります。イオンフィナンシャルはギリギリ平均取得単価(すぐに含み損)に戻った程度ですが、イオンモールは含み益が乗ってきました。どちらも年単位で保有しているので、パフォーマンスは良くありませんが、アジアでの成長が望めるのでこれからも長期的に付き合っていきたいと思います。長期的な見通しが立っていれば、足元の状況が良くない銘柄も入れるのがポートフォリオ運用のコツと以前申し上げましたが、こういうことです。今年の3〜5月、良品計画、イオンフィナンシャル、イオンモールは明らかに足元の状況は悪かったですが、時間が経つに連れてポートフォリオを底上げしてくれるのです。そして、それまではコロナ禍で追い風になっている銘柄などがパフォーマンスを引っ張ってくれます。


直近、この半年間引っ張ってくれた4689Zホールディングス(終値611円)はグロース株が売られる流れで株価が弱いです。当面厳しいかもしれませんが、2019年は260円から330円くらいのボックス相場で楽に仕込めたので保有継続です。私が大好きな6758ソニー(終値9,326円)は米中摩擦もクリアしつつ、引き続きゲームプラットフォームとして保有継続です。


前回申上げた通り、PRTIMESは利益確定して親のベクトルに乗り換えましたが、この判断は間違っていたので損切りしました。ベクトルはファンダメンタルズが複雑でした。株価だけ見ると、PRTIMESの下落の方が激しいので結果オーライですが、もう一度買い戻すなら素直にPRTIMESを買い戻そうと思います。現時点では保有していません。


6098リクルート(終値4,565円)も大きな上昇率となっており、今年の安値7月31日の安値3,264円からゆっくりと高値更新しました。後利益確定に押されていますが保有継続します。強い月次を背景に、7545西松屋(終値1,659円)は、今年の安値623円から大きく上昇しており、月次を監視しながら保有継続です。7816スノーピーク(終値1,794円)は3Q決算後、利益確定に押されましたが個人的には想定以上の内容でした。引き続き月次を監視しながら保有継続。


2362夢真ホールディングス(終値767円)が通期決算を発表しましたが、正直予想していたより弱い数字となりました。しかし、中期経営計画も発表してくれたのでこのまま保有継続。


USEN(9418)のU-NEXT事業が好調ですが、株価のパフォーマンスは悪いです。去年から保有しているので含み益はありますが、1年以上保有してるのでパフォーマンスは悪いです。前回、7090リグア(終値3,655円)を打診買いしましたが、追加で買うか買わないかは決算次第と申し上げました。描いていたストーリーではなかったので決算後損切りしました。やはり、新興のグロース株を決算前に買うのは、打診買いに止めておくのが無難です。本格的に買うのは決算後です。大切なのでもう一度言いますが、本格的に買うのは決算後です。決算後に飛び乗っても遅くはありません。


7198アルヒ(終値2,127円)もフラット35のシェアを拡大し続けいるので死角が見えず保有継続。7199プレミアグループ(終値2,017円)は想定以下の決算でしたが、ストーリー変わらずストックビジネスが伸長しているので保有継続。8253クレディセゾン(終値1,271円)は10月31日の記事で軽くコメントした通り、その後株を買って、2Q決算は上方修正となりました。株価は急騰してから一転、ダラダラと下落を続けて、少しづつ取得単価に近づいてきましたが保有継続します。


いずれの銘柄もストーリーが崩れたら躊躇なく売却しますが、日々の株価変動はどうでもよいです。銘柄ストーリー、現金比率、ポートフォリオのバランス、これだけ興味あります。

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