資産防衛の日々

専業投資家:独自のルールに基づき割安成長株に中長期投資をしています。臨床工学技士として病院に勤めて4年後に「専業投資家」として独立。宝塚ファン。

価値基準を明確にすることで幸福度は確実に高まる:picul Lifehack 投資家のライフハック

f:id:picul:20200907223700j:plain人生で大切な事は人それぞれ違います。ざっくりとしたワードを考えてみると、「家族、恋人、友人、仕事、育児、旅行、健康、映画、音楽、読書、ガーデニング、キャンプ、運動、ゲーム、LINE、Twitter、自己投資、お金…」挙げたらキリがないですが、人にはそれぞれたくさんの価値基準があります。しかし、価値基準の優先順位を決めている人は非常に少数です。


優先順位は必ず決めるべきです。なぜなら、人生の満足度に直結するからです。例えば、人生にとって家族が一番大切だとします。しかし、仕事の付き合いで、人生にとって重要ではない人に多くの時間を割いているとどうでしょう。あきらかに満足度は下がり、仕事は上手くいっても家族との関係が希薄になり、幸福度は下がります。もちろん人生にとって大切な価値基準は一つではありませんし、仕事が一番大切という人もいるでしょう。さらに、それぞれの価値基準は繋がっています。一つ満たせばいいというものではなく、それぞれ満たしてやる事が大切です。だからこそ、優先順位をつけるのです。


優先順位の決め方は簡単です。「自分にとって、人生で一番大切なことは何だろうか?」と質問するのです。そして書き出します。書き出したら、次の質問をします。「次に人生にとって大切なことは何だろうか?」、これを繰り返して10個の価値基準を書き出します。そして優先順位を決めるのです。そして、その優先順位通りに時間や情熱を使えているのか考えます。使えていなければ毎日の時間の使い方を改善させます。そうすることで、幸福度は間違いなく高まります。毎日が楽しくない原因は、自分の価値基準の優先順位の高いところを満足させずに、低いところに注力しているからです。



【編集後記】相場は弱いですが、明確な方向感が出にくい状況となっています。しょぼい株価変動に惑わされず、引き続き資産防衛をしていきたいと思います。実態経済は弱いですが、ポートフォリオに変更はなく、買いも売りもしていません。現時点の私のポートフォリオは主力8銘柄で資産の約50%、分散62銘柄で資産の約40%、現金約10%となっています。「銘柄入れ替え、ストーリー崩壊、あきらかな割高」そういう理由がある銘柄は躊躇なく売りますが、そういう理由がないかぎり株はホールドし続けます。市況にいちいち反応しません。もちろん、市況に反応するのが悪いとは思っていません。各々の手法が異なって当然ですし、市況に反応する人もいれば、しない人もいる。それだけです。私は反応しない事を強みとしています。
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お金というのは、相手と自分のためにも貸してはいけない:picul Lifehack 投資家のライフハック

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私は基本的にお金を貸すことはありません。それは相手のためであり、自分のためでもあります。


お金を借りたい場合、相手のバランスシートは大抵傷んでいます。純資産に余裕がないか、最悪の場合は債務超過になっています。その状態で、さらに借入をして負債を増やすということは、そもそも自殺行為なのです。根本的な解決をしないかぎり、負債が膨れるだけであり、さらにバランスシートが傷みます。お金を貸すということは、私にとっては資産ですが、相手にとっては私に返す義務がある負債だからです。


つまり、さらなる深傷を負わせないためにも、お金を貸さないのです。実際、亡き父にも金を工面してほしいと言われた時期がありましたが、もちろん断っています。それは根本的な解決にならずに、負のスパイラルになるからです。出血を止めることが先決です。これらの理由が相手のためにお金を貸さないという意味です。


次の理由として、自分のためでもあります。お金を貸せば、次もお金を貸してほしいと頼まれることがあります。それはいつまで続けられるのでしょうか。永遠に貸し続けることはできません。そして、ついに断る瞬間が訪れます。その時、「今まで貸してくれていたのに、何故貸してくれないのか。薄情だ」と恨まれることになります。お金の貸し借りの関係が深くなればなるほど、それが破綻した時に憎しみを抱きやすくなるものです。


お金を貸さない。ということで正直心苦しい時はあります。しかし、それはそもそも根本的にお金の流れを改善させるべきなのです。負債を増やす手伝いをしたくはありません。

短所ではく、長所にフォーカスして伸ばす:picul Lifehack 投資家のライフハック

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一般的に短所というのは、「直しなさい、直さないと困るよ」と子供の頃から教えられてきているわけですが、私としては、短所は気にしなくていいし、むしろ個性だと思っています。それを直した方が、より良い日常を送れるなら直した方がいいかもしれませんが、そもそも短所ということは、それをする、もしくはしないことが苦手ということなので、苦手の事を克服するのは物凄くエネルギーがいります。逆に、長所というのは、そもそも得意なことなので、やっていて楽しいし、楽しいことはさらに伸ばしやすいものです。


例えば、わたしの短所は、指示を聞くこと、組織のルールに縛られる事が苦手です。そのため、勤め人として生きるのは非常に辛かったです。それは性格的に苦手なので、直すことが困難でした。おそらく、亡き父の職業が影響していると思います。亡き父はヤクザで特攻や金の管理をしていました。ヤクザの組織は非常に厳しいルールによって統制されているので、厳密にいうと普通の会社の比ではない厳しいルールで働いているわけですが、わたしは当時子供でしたし、楽しい一面しか見ていません。当時はバブルで金も有り余っており、毎週のように温泉や旅行に行ってました。今ではありえないですが、ヤクザと演歌歌手との旅行も普通にありました。そのように、自由に生活していたのです。後々、組は解散となりましたが、その後は麻雀屋を経営していました。人脈がモノを言う世界です。当然、麻雀屋も安定して経営できるわけです。7人くらいの従業員と店長を雇って、たまに店に顔を出す以外は、和歌山の別荘に行ったり、旅行に行ったり、55歳でお風呂で死ぬまでのんびり暮していました。どこに借り入れがあるか分からないので、相続時には全員債権放棄しました。
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話を元に戻すと、そういう生い立ちもあって、勤めるという事に対してリアリティがなく、雇用される免疫ができていなかったのだと思います。しかし、これは後々考えてみると短所ではなくて、個性ですし、この個性のおかげで投資活動に力が入ったという事実があります。雇用されて、働くのが嫌だったから、余計に頑張れたのです。「他の人の力を借りないで金儲けをするのが楽しい」という長所をひたすら伸ばし続けることができたのです。この個性のおかげで、長所を伸ばせたのです。一般的には短所と言われる部分ですが、そこにフォーカスするのではなくて、長所にフォーカスした結果です。

失敗したのではなく、前に進もうとして経験を積んだのだ:picul Lifehack 投資家のライフハック

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何かに挑戦して失敗することがあります。新しい挑戦でなくても、日々の仕事でも失敗はあるでしょう。失敗とはネガティブな言葉に聞こえるかもしれませんが、私の場合はポジティブな言葉に聞こえています。なぜなら、それは前に進もうとして何かに挑戦したり、何かに取り組んでいるからです。何もしなかったら、そもそも失敗はしません。後で後悔するだけです。


さらに失敗というのは、それだけ経験値を得たことになります。その失敗からの学び方次第で、同じ失敗をする確率がグンと減ります。過ぎたことで、自分を責めないで、過去に囚われているのはもったいないです。開き直って、改善策を見つけるのです。自分を責め続ける時間は無駄です。


例えば、わたしは株式投資においてたくさんの失敗をしてきました。しかし、そこから学び続けているので、失敗の数は当然減ります。失敗の数が減ればそれだけ無駄なリスクが減ります。ちなみに、私の株式投資において、成功や失敗とは、利益や損失のことではありません。利益が出ても、それが運良く助かって利益が出ているのであれば失敗です。逆に、損失が出ても、そもそも避けようがないイベントであったり、想定される損失であれば、それは失敗ではなく損失というコストが発生しただけです。ですので、損失が出たら、①それは予め避けることができたのか、もしくは、②単なるコストなのか、キチンと分析するようにしています。分析の結果、①予め避けることができたなら、それは失敗です。今後の改善策を考えます。このへんの考え方は人それぞれなので、あくまで私の株式投資の考え方です。



【編集後記】昨夜のナスダック急落で日本市場も弱い展開となりましたが、買いも売りもしてないです。キャッシュポジションは温存しますが、弱気というわけではありませんし楽観というわけでもありません。引き続き、相場の予想せずに資産防衛していきます。相場を予想していたら、世界崩壊の雰囲気が蔓延していた3月に株は買えません。割安と思えば株を買うor持ち続け、割高と思えば売る。それだけです。当然、株価が高いから割高、株価が安いから割安、というわけではありません。会社のファンダメンタルズに比べて株価が割安か割高なのかが重要です。

やめたい習慣があったら、行動手順を面倒にすることで解決します:picul Lifehack 投資家のライフハック

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やめたい習慣というのがありますね。それは人によって違ってきますが、あとで後悔するような習慣は、止めるか減らしたいものです。一日の時間は限られています。そんな時、簡単に改善させる方法があります。それは、その行動手順を面倒にすることです。


例えば、「テレビを見る」という習慣をやめたいとします。その場合は行動手順を面倒にするということで、テレビのコンセントを抜きます。そうすることで、喫煙者がタバコに火をつけるように、無意識にテレビをオンにすることがなくなります。これは驚くほど効果的です。一つ面倒にするだけで、テレビを見る頻度が減るのです。他にもリモコンを引き出しの中にしまう。でもいいでしょう。部屋の見た目も綺麗になりますし一石二鳥です。(ちなみに私は兼業時代、投資に命懸けで取り組んでいたときには、テレビを捨てたことがあります)


この「行動手順を面倒にする」というテクニックは、どんな事にも応用が効きます。お菓子を食べる頻度を減らしたかったら家にストックしなければいいのです。お酒を家で飲みたくなかったら、家に置かないことです。ゲームで遊ぶ頻度を減らしたかったら、クローゼットに収納すればいいのです。どういう風に行動手順を面倒にするかは、その人の工夫次第です。


もちろん、テレビを見るのをやめたいかやめたくないかは、その人の優先順位次第です。テレビが悪いとは思いません。それぞれ人生の価値基準が違いますし、どこに幸福を感じるかは人それぞれだからです。それは、その時点、その人の環境にもよっても違ってくるでしょう。


私の場合、どうしても見たい番組がある時だけ、録画しておいて後で見るようにします。CMを飛ばすことができますし、他の番組を見てしまうことがないからです。といっても、最近は見たい番組もないので、テレビを見る機会はほぼありません。大衆心理を知りたい時に、朝の情報番組を月に一度見るくらいです。息子はNHKを楽しそうに見ています。



【編集後記】良品計画の月次が好調です。日常に密着している小売は強いです。食品や雑貨はリピートが多いですが、値下げ頻度が多いので気になったので問い合わせました。今後の計画としては、値下げを抑制していくとのことです。海外展開のスピードが急過ぎたので、会社全体としては、しばらく成長痛を乗り越えなくてはなりません。3月のコロナショックで買って保有してますが、正直ここまで月次が回復するとは思ってませんでした。海外の状況を考えると株価は過大評価されているように感じますが、買い増しも利益確定売りもしません。現金代わりに持ち続けます。

Apple製品なら純正アプリのメモが便利と気付いたのでEVERNOTEから引越しました:picul Lifehack 投資家のライフハック

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私はApple製品で統一しています。iPhone、iPad、Macです。そのため、各デバイスの連携がリアルタイムで行われて、例えばiPhoneでしていた作業を、瞬時にMacで続きをすることができます。さらに、iCloudに様々なデータを保存しているので情報のインプットやアウトプットを楽にすることができます。そして、言語化できるデータはEVERNOTEを利用していました。EVERNOTEの同期さえしていれば、これも同じように各デバイスで作業の続きができます。しかし、最近Apple純正のメモアプリに引越しをしたのです。


そもそもEVERNOTEには、相場日誌、銘柄データベース、ニュース、読書、知識の整理、面白いアイディア、雑念など、つまり言語化できる全ての情報を整理して保存していたのです。いわゆる第二の脳の役割を果たしており、それらの情報は即時に検索して、使いたいときに使うことができます。当然、有料会員に入っていましたが、Appleとの相性が悪いのか、どうも動作がもっさりしているのが気に入りませんでした。


そこで、Apple純正のメモアプリを使ったら、非常に快適だったので、秒速で引越しを決意しました。Apple純正のメモは起動、動作スピードが圧倒的で、デザインもシンプルです。移動中はSiriから音声入力でメモすることもできるので、一時記憶させたいときも活用できます。当然、写真やPDFなど、バシバシ貼り付けることができます。さらにノートブックのスタック機能も使えるので整理も不自由しません。こんなに快適だとは思わなかったので、もっと早くに気づくべきでした。メモアプリにおいて迷える子羊はApple純正メモを試してみてください。

通知オフ宣言をすることで、返信が遅れるということを予め理解してもらえる:picul Lifehack 投資家のライフハック

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私はLINEやメールの通知を切っています。これは以前記事で書いた通りです。LINEやメールの通知音は集中力を途切れさすだけでなく、気になるので見てしまって作業が中断してしまうからです。もちろん、ビジネス等でレスポンス速く返信しないと支障が出る人は通知が必須でしょう。しかし、私の場合、誰かの力を借りて金を稼ぐわけではないので、通知は切っておいた方がパフォーマンスが向上するのです。

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さらに最近はトップ画像のとおり、「通知オフ宣言」というのを、LINEのプロフィール上に書いています。通知オフ宣言をすることで、返信が遅れるということを、予め理解してもらえる事に気付いたからです。これは便利です。緊急であれば最初から電話してもらえますし、返信が遅れることを知ってもらえるので、相手が無視されてるのではないか。と不安になることもありません。通知をオフにしている方はどうぞ実践してみてください。



【編集後記】
バフェット氏の日本株投資は非常に大きいニュースです。昔、間接的に福島の会社を所有していたことが話題になったことがあります。しかし、このように直接的に大規模は投資は初めてです。規模も大きいので、日本株が世界に注目されるキッカケになるでしょう。バフェット氏は商社株5社に投資とのことですが、私は三菱商事を持っています。非資源分野と資源分野のバランスが気に入ったのと、COVID-19で叩き売られて、バリューだったのが理由です。

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贅沢品を株に買わせることで資産の増加スピードが上がる:picul Lifehack 投資家のライフハック

f:id:picul:20200831233353j:plain「欲しい物があったとしても、それは自分の金で買わない。贅沢品は株に買わせる」私が17年前から大切にしている考え方であり、資産を速く増やす上で欠かせないスキルです。ちなみに、私の言う贅沢品とは、生命維持活動、働く上での経費や自己投資に必要な金以外は、全て贅沢品と決めていました。つまり、スナック菓子や外食費は贅沢品なのです。そうすることで、意外と生きていくのには金がかからないということを知りましたし、少ない給料でも非常に贅沢をさせてもらえる国に住んでいるのだと、とても幸せな気持ちになります。ありがたいことです。


昔の私は、雇用されて働く事で給料をもらっていました。しかし、それは軍資金、種銭です。目標は投資で金を稼げるようになり、資産を築いて経済的に自由を得ることでした。経済的に自由とは、働くか働かないかは自分で決めることができる状態です。働きたかったら働いたらいいし、働きたくなかったら働かなくてもよいのです。つまり、経済的に縛られることなく、自由に生活することができます。自分で選ぶことができれば、人生の可能性が広がると思っていました。そのために、一円たりとも無駄に使わないで、全力で証券口座に金を入金すると心に決めていました。


ですので、欲しいものがあっても、その軍資金を使ってはならないのです。しかし、唯一贅沢品を買ってもよいルールがありました。それは株に贅沢品を買わせるということです。株から生み出されるキャピタルゲイン、インカムゲイン、これで欲しいものを買うのです。ですので、お金の流れとしてはこうです。


給料→証券口座→キャピタルゲインやインカムゲン→儲けの一部で贅沢品を買う


これを徹底することで、間違いなく金は増えていきます。給料から、証券口座への入金というのは、相続も資産もない人間でも、経済的自由に這い上がれる数少ない確実な道です。でも、多くの人はそれをしません。なぜなら、普通にやれば時間がかかるからです。わたしは20年、30年かかってもやるつもりでした。たまたま、早く目標に到達できましたが、時間がかかっても到達するつもりでした。投資で経済的自由を手に入れるというのは、「どんなに時間がかかっても、何がなんでも達成してやるんだ」という覚悟が大切です。



【編集後記】夏の空が好きですが、もう夏も終わりです。私は、猛暑で炎天下でも、自転車で外に出て移動するのが好きです。汗ダラダラになりますが、生きている実感が湧きますし、身体が動く幸せを感じるのです。夏が終わる瞬間は寂しいですが、しばらくすれば、秋の匂いを感じて涼しくなっていく感覚も味わうことができます。その瞬間はとても心地よく、哀愁が漂ってるので好きな季節です。一日一日を大切に過ごしたいと思います。
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