「欲しい物があったとしても、それは自分の金で買わない。贅沢品は株に買わせる」私が17年前から大切にしている考え方であり、資産を速く増やす上で欠かせないスキルです。ちなみに、私の言う贅沢品とは、生命維持活動、働く上での経費や自己投資に必要な金以外は、全て贅沢品と決めていました。つまり、スナック菓子や外食費は贅沢品なのです。そうすることで、意外と生きていくのには金がかからないということを知りましたし、少ない給料でも非常に贅沢をさせてもらえる国に住んでいるのだと、とても幸せな気持ちになります。ありがたいことです。
昔の私は、雇用されて働く事で給料をもらっていました。しかし、それは軍資金、種銭です。目標は投資で金を稼げるようになり、資産を築いて経済的に自由を得ることでした。経済的に自由とは、働くか働かないかは自分で決めることができる状態です。働きたかったら働いたらいいし、働きたくなかったら働かなくてもよいのです。つまり、経済的に縛られることなく、自由に生活することができます。自分で選ぶことができれば、人生の可能性が広がると思っていました。そのために、一円たりとも無駄に使わないで、全力で証券口座に金を入金すると心に決めていました。
ですので、欲しいものがあっても、その軍資金を使ってはならないのです。しかし、唯一贅沢品を買ってもよいルールがありました。それは株に贅沢品を買わせるということです。株から生み出されるキャピタルゲイン、インカムゲイン、これで欲しいものを買うのです。ですので、お金の流れとしてはこうです。
給料→証券口座→キャピタルゲインやインカムゲン→儲けの一部で贅沢品を買う
これを徹底することで、間違いなく金は増えていきます。給料から、証券口座への入金というのは、相続も資産もない人間でも、経済的自由に這い上がれる数少ない確実な道です。でも、多くの人はそれをしません。なぜなら、普通にやれば時間がかかるからです。わたしは20年、30年かかってもやるつもりでした。たまたま、早く目標に到達できましたが、時間がかかっても到達するつもりでした。投資で経済的自由を手に入れるというのは、「どんなに時間がかかっても、何がなんでも達成してやるんだ」という覚悟が大切です。
【編集後記】夏の空が好きですが、もう夏も終わりです。私は、猛暑で炎天下でも、自転車で外に出て移動するのが好きです。汗ダラダラになりますが、生きている実感が湧きますし、身体が動く幸せを感じるのです。夏が終わる瞬間は寂しいですが、しばらくすれば、秋の匂いを感じて涼しくなっていく感覚も味わうことができます。その瞬間はとても心地よく、哀愁が漂ってるので好きな季節です。一日一日を大切に過ごしたいと思います。
