資産防衛の日々

専業投資家:独自のルールに基づき割安成長株に中長期投資をしています。臨床工学技士として病院に勤めて4年後に「専業投資家」として独立。宝塚ファン。

スポーツベッティングは解禁されるのか?関連銘柄

スポーツ賭博への反発に向き合う 「黒船」の問い掛け:日本経済新聞
www.nikkei.com picul:スポーツエコシステム推進協議会によると、日本のスポーツを対象にした海外の賭け市場が年5兆~6兆円に達しているという試算を公表。その何割かは日本居住者からの賭けということで海外にお金がダダ漏れの状態です。先進国でスポーツペッティングは年々盛んになっているので、前から言われている事ですが日本でも解禁の可能性が出てきました。

ちなみに同協議会の理事企業を見てみると、サイバーエージェント、コナミ、セガサミー、ソニー、mixi、Yahoo、他にも大手多数が参加しています。目的は、スポーツデータの活用、スポーツベッティング、ファンタジースポーツ、NFTやスポーツトークン等、スポーツDX全般を射程としているようです。

関連銘柄はたくさんありそうですが、大手で力を入れている株となると2121mixi、小さいところだと9561グラッドキャーブでしょうか。ただ、スポーツベッティングが解禁されるかどうかは未知数なので、解禁されなくても業績が伸び続けるかどうかが重要なポイントですね。今のところ関連銘柄は保有してませんし様子見ですが勉強しておきます。



【編集後記】
直近IPOも買われていて地合いが良いですね。
ポートフォリオは19銘柄。
とくに何も売買はありません。

ホテルや物流などREITに投資する事はあるのか

利上げでもREITは有望 ホテル型や物流施設型が狙い目に:日本経済新聞
www.nikkei.com picul:長期金利が上昇すると物件購入に関わる調達コストも上がるため、分配金や投資口価格にとってはマイナス。しかしタイトルにある通りホテル、物流などは狙い目となっていますが実際どうでしょうか。

僕がREITに投資する時はREIT市場が焼け野原になっている時です。なぜなら、そもそもインカムゲイン狙いであり通常の利回りで買っても投資口の大きな上昇を見込めません。その場合、上昇と下落の両方のシナリオを考えると、下落した時のリスクが大きいと判断します。下落リスクを抱えながら平凡なインカムゲインを狙うのは好みではありません。例えば、投資するのは過去記事に書いてあるような時です。

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また焼け野原になれば投資します。

③過去、USENへの投資は非常に上手くいった案件

U-NEXTはアダルトからNHKまで全方位にコンテンツを集めており、直近は格闘技にも力を入れてます。過去、USENへの投資は非常に上手くいった案件で、買値から4倍近くになる過程で分割利益確定を楽しめました。

昨年、米国のグロース株逆風の流れから1,800円割れまで下落したので再度買付け保有しています。つまり2度目の保有となります。昨年の下値は1,500〜2,000円くらいを想定していたので、目標の半分しか買えていませんが、グロース市場が低迷している状況を考えると現時点もそれくらいの株価が割安だと考えているので、今の株価は割安と考えていません。何かの拍子に1,800円割れは十分にありえます。

グロース株の状況が好転しない限り大きく上昇するとは考えにくいですが、中期経営計画のストーリーが継続している間は付き合いたいと思います。決算でストーリー崩れたらサヨナラです。

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倹約精神が染み付いてますが商品やサービスに価値を感じれば惜しみなく使います

老後破綻、家計簿で防ぐ 支出削減にアプリ活用も:日本経済新聞
www.nikkei.com picul:昔、資産が少なくて拡大させたい時には最大限支出を削っていました。「1円の節約は1円の儲け」というフレーズを毎日唱えていた事を覚えています。今は余裕が出来たので支出を削るという感覚はありませんが倹約精神は染み付いています。

例えば、通信は楽天モバイル(昔は格安SIM、移動先などテザリングで100ギガくらい使うので楽天モバイル一択)、外出する時はnalgene(ナルゲン)の水筒に水道水を注いで持ち歩いてます。人から金持ちに見られたいという欲求も無いし、物を買わなくても自尊心は常に上限に張り付いているので見栄の商品も買いません。

ただ、これらは我慢しているわけではありません。とても幸せです。あくまで使わなくて済む金は使わないだけです。1泊10万円の部屋も泊まるし、1泊3,000円の部屋も泊まるということです。金を払う価値があればいくらでも払うし、価値を感じなければ1円も払いたくない。そういう感覚が染み付いています。勿論これは僕の考え方というか生き方なので、家族に押し付けるつもりはないし正解だとも思っていません。僕は単なる倹約好きなだけです。そして、倹約精神が染み付いてますが商品やサービスに価値を感じれば惜しみなく使うということです。


【編集後記】
可愛いドーナツ屋さんを発見したので、運営会社を調べたらまさかの懐かしいフジオフードでした。僕と妻はコーヒー、息子は喜んでドーナツを食べていました。

ハニーミツバチ珈琲 南森町
06-6352-1157
https://maps.app.goo.gl/iRv7FKhX7ta8anSSA?g_st=ic

コンビニ型ジム戦国時代、RIZAPは月額2,980円ちょこざっぷ

フィットネス 3000円台のコンビニ型ジムが勢力拡大:日本経済新聞
www.nikkei.com picul:RIZAPがchocoZAPを投入してから24時間ジムの競争が激化しています。今まで聞いたことないような会社も24時間ジムを始めています。

そもそも24時間ジムは開店時や閉店時という概念がないので人件費を極力まで下げる事ができ、非常に収益性の高いビジネスモデルでした。従来型のコナミやセントラルスポーツ、ティップネスなどは設備投資の負担が大きく、簡単には会費を下げる事ができません。今後のフィットネスジムの主戦場は明らかに24時間ジムに置き換わりました。

台風の目となっているRIZAPは成功するのでしょうか。今のところ出店や集客には大成功しているようですが、コンビニジム戦国時代で勝ち残れるかどうかは分かりません。さらに23年、24年は先行投資期間で見た目が非常に悪くなります。つまり最低でも2年間は利益がほとんど出ないか最悪赤字続きになります。しかし、それを乗り越えれば劇的に見た目が良くなるので、今後も注視していきたいと思います。RIZAPの1月6日終値株価140円


【編集後記】
週2〜3日はランダムに家族旅行しながら移動先で株の仕事、現地の不動産物件を見たり、トレーニングしたりというのが今の自分のルーティンですが、息子は後1年ちょっとで小学生。今のように自由に出かけることができなくなるのが少し寂しいですが、新しい楽しみもあると思うので気楽に考えます。1番の楽しみは小学校から自分も学び直しができることです。

わざわざ損してる株で損を取り戻す必要ない

僕は株を保有する理由が無くなったら躊躇なく売却します。

例えば、割高になれば分割で利食いを始めますし、他に魅力的な銘柄を見つければ乗り換え目的で売却することもあります。当然、業績の見通しや結果が期待通りでない場合は躊躇なく売ります。

ここで僕が気を付けている事は、その時点で含み益であろうが含み損であろうが関係なしに売却するということです。ビギナーの頃は含み損を抱えている時に売るのが苦手で、株価が買値に戻ってから売ろうとすることがよくありました。でも、これは間違いです。

含み益含み損であろうが、そのポジションを持つ理由があれば持っていたらいいです。でも、持つ理由がなくて売るべき株なのに持ち続けるという事は、わざわざ不利なポジションで損を取り戻そうとしている事になります。時間と資金の無駄です。そんな事せずにさっさと売却して、現金にするなり他の銘柄に乗り換えた方が合理的です。不利なポジションを有利なポジションに変えるのです。勿論、他のやり方もあると思いますが、僕が大切にしているルールの一つです。


【編集後記】
年末、京都の映画村に行きました。
大人になってから初めての体験でしたが、思っていたよりパーク内のクオリティが高くて楽しかったです。5歳の息子はアニメ特撮に大はしゃぎでした。

防衛銘柄の業績は景色が変わる可能性もありえる

日本の防衛、まだ出発点 「精鋭国」イスラエルの現実:日本経済新聞
www.nikkei.com picul:日本の安全保障が大きく動き出しました。まだまだ足りないですが、23~27年度の防衛費は約43兆円となり、現行5年間の計画の約1.6倍になります。弾薬不足や部品不足が露呈しましたが、これは防衛に詳しい人達にとっては周知の事実でした。例えば小火器の練習でも、実際に撃たないで「ダダダダッ‼︎」と声を発する場面も多々あったり酷いもんです。ミサイルも全く足りないのでイージス艦もマトモに戦える状態ではありません。

ここでは増税の議論は置いておきますが、長年日本の防衛産業はボロボロの状態が続いていました。なぜなら、好き勝手に輸出できないし、国内での利益率向上も見込めません。さらに、米国の軍需産業に頼っている面もあります。いつの間にか韓国製の武器のスペックやコスパが良くなっており海外で高い評価を得ています。情け無い話です。しかし、防衛銘柄の業績は景色が変わる可能性もあります。三菱重工業など大型株じゃないと触りにくい状況ですが今後も注視していきます。現時点、防衛銘柄は保有していません。

例を挙げると、三菱重工業、川崎重工業、IHI、日本製鋼所、石川製作所、豊和工業、細谷火工、東京計器、旭精機工業、新明和工業、日本アビオ、日油、カーリットなどなど

値上げがポジティブに効くのかネガティブに効くのか

食品・日用品「23年に値上げ」6割 主要46社調査:日本経済新聞
www.nikkei.com picul:昨年からの値上げラッシュは2023年も継続するようです。日経が主要メーカー46社を対象にアンケート調査したところ、6割の企業が「値上げする」と回答してるようなので、今年も値上げがポジティブに効くのか、ネガティブに効くのか短期的な視点ではありますが考える必要かあります。

例えば、昨年スシローは値上げにより明らかに客数が減りました。長期的には受け入れられるかもしれませんが、昨年は大きく株価が下落したので短期的な問題として侮れない要因でした。逆に低価格路線を貫いてるゼンショーはま寿司は客も多く大賑わいです。ドトールは本丸のコーヒー値上げも敢行しましたが、いまだに低価格なので客数には影響ないと考えられ業績にはポジティブに効くことが予想できます。

良品計画は値下げ路線を変更、値上げ発表により株式市場は好感していますが、実際どれだけ受け入れられるのでしょうか。なぜなら、年々競合の存在感が増していて消費者の選択肢が増えているからです。ニトリ、パルグループのスリコ、ダイソーのスタンダードプロダクツ、好決算継続中のアダストリアはニコアンドやLAKOLEの雑貨などアパレル以外にも積極的です。つまり、10年前に比べて家具や雑貨、食品も豊富であり消費者の選択肢が増えています。

いずれにせよ、原材料高が一服する局面が訪れます。ここはめちゃくちゃ大切な部分です。なぜならその時、業績が急回復するからです。値上げしている分、利益が跳ね上がります。つまり、現時点で業績が悪くても急回復する場面が来るので原材料にも注視する必要があります。値上げは企業の収益性を高めるために必要不可欠ですし、業績が急回復するタイミングは非常に面白いと思います。今後も銘柄にどのようなインパクトを与えるのか注視していきます。

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