資産防衛の日々

専業投資家:独自のルールに基づき割安成長株に中長期投資をしています。臨床工学技士として病院に勤めて4年後に「専業投資家」として独立。宝塚ファン。

幸せの閾値は一度上げると下げることが難しい:picul Lifehack 投資家のライフハック

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限度がない物欲というのは厄介です。これは人間の脳の仕組み上、仕方ないことではありますが、コントールしないと常に満たされない状態に陥ります。物を手に入れて一時的にドーパミンが出ることにより幸せだと勘違いしますが、それには持続性がありません。しかも、不思議と「欲しい物」というのは、ランクアップしていきます。「もっとほしい、もっとほしい」となります。ドーパミンのサイクルは中毒に繋がりやすいのが原因ですが、私は分かりやすく「幸せの閾値」という概念を持っています。無秩序な物欲によって、幸せ!と感じる閾値が上がってしまうのです。


つまり、普段から「幸せの閾値」を上げないことが大切です。この閾値というのは、たまに味わうだけでは上がりません。贅沢していいのです。手に入れたければ手に入れたらいいのです。普段から使うことで幸せを感じたり、所有することによってライフスタイルが豊かになるのなら問題ありません。さらに資産目的で買う場合もあるでしょう。私はミニマリストではありませんし、物欲が悪だとも思っていません。個人の自由です。私が言いたいのは、コントロールできない無秩序な物欲が危険だということです。無秩序な物欲は、頻繁に繰り返すことにより、「幸せの閾値」が上がってしまうのです。徐々に中毒状態に陥って、物を手に入れないと、常に満たされない状態になってしまいます。


私は、普通の人に比べると物欲が非常に低いと思います。金融資産の所有欲はありますが、それは手段になるからです。健康や行動への手段が増えて人生が豊かになるからです。もちろん、高級時計や高級車などを見てみるとカッコいいと思いますが、所有したいという気持ちはなくて、もし今後使いたくなればレンタルするか買えばいいことだし、わざわざお金と交換して、管理コストがかかるものを所有したいとは思わないのです。「そのままお店にディスプレイしてもらって、私のために管理してもらったらいいや」という斬新な考え方をしてます。もし、自分のために使いたかったら使います。見栄もありませんし、身に付けている物で判断する人とは価値観が違うので、知らない他人の目線のために物を買う必要もありません。もちろんドレスコードが必要な場面などはありますが、日常の大部分では必要ない考え方です。そういうマインドでいると、無秩序な物欲というのは、いつのまにか消えているものです。


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