資産防衛の日々

専業投資家:独自のルールに基づき割安成長株に中長期投資をしています。臨床工学技士として病院に勤めて4年後に「専業投資家」として独立。宝塚ファン。

ポートフォリオの現状。4銘柄で資産の約40%、分散74銘柄で資産の約40%、現金約20%:picul

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ポートフォリオの現状は、4銘柄で資産の約40%、74銘柄で資産の約40%、現金約20%となっています。株価上昇の影響により、現金比率が下がる傾向にあるので、随時銘柄の一部を分割利益確定して、現金比率10%を維持するようにしていましたが、週末の急落を機に、利益確定のスピードを早めて現金比率を20%まで高めました。これは相場に弱気という意味ではなくて、結果として現金比率が高まっただけです。直近、成長株の上昇が速かったので、急落のタイミングで利食いするつもりでした。


方針は変わっていません。今年コロナショックのバーゲンセールで安く買えたのは、リーマンショック以来なので、簡単に手放さないでできる限り握り続けたいと思います。これからもジタバタせずに、現金比率を維持する程度で分割利益確定をします。中長期保有が前提なので、完全に手放すときは銘柄入れ替えの時くらいです。現金はいざというときの弾なので、最低10%は維持したいです。昔は20%でしたが、今は日本の時代が良いので10%に方針転換しています。ですので、現時点の20%の現金比率は高い水準であり、いつでも獲物を狙える状況です。株価調整があれば躊躇なく10%使います。


ポートフォリオの一部を見てみると、平均取得単価から下落率が大きく反発も遅かったイオンフィナンシャル(8570)やイオンモール(8905)が少し回復しましたが、依然として回復途上の銘柄です。イオンフィナンシャルは含み損でイオンモールは取得単価に戻った程度です。長期的な見通しが立っていれば、足元の状況が良くない銘柄も入れるのがポートフォリオ運用のコツです。ある程度ボラテリティを抑えたいからです。もちろん回復ストーリーが崩れれば躊躇なく損失確定します。夢真ホールディングスもようやく、まともに利が乗ってきましたが、このままホールドします。10月16日終値で756円なので、7月31日の安値528円からゆっくりとした上昇でした。


逆に平均取得単価から上昇率が大きいのが、NEC(6701)、PRTIMES(3922)、エイトレッド(3969)でしたが、PRTIMESは利益確定して親のベクトルに乗り換えました。この判断は間違っている可能性がありますが、しばらくホールドして様子を見ます。Zホールディングスは途中で売却したこともありますが、判断が間違ったと思いすぐに買い戻したので、実質で考えると去年から2倍を達成しました。2019年は260円から330円くらいのボックス相場でしたが、2020年は758円(10月16日終値)です。大型でも成長が評価されたら株価が伴うということです。Zホールディングスに関しては、日常に密着していた個人投資家の方が圧倒的に知識が豊富だったと思います。PayPayを通じて変化を感じたからです。リクルートも大型株のわりに大きな上昇率となっており、今年の安値7月31日の安値3,264円からゆっくりと4,242円(10月16日終値)です。これらは長期放置です。強い月次を背景に、西松屋(7545)は1,530円(10月16日終値)と、今年の安値623円から大きく上昇しており、スノーピーク(7816)も1,908円(10月16日終値)と高値をつけてきました。


ユーピーアール(7065)は通期決算を通過後大きく売られました。今期減益予想なので当然の結果ですが、EBITDAは増えるストーリーなので見た目ほど悪くありません。USEN(9418)のU-NEXT事業が好調ですが、株価のパフォーマンスは悪いです。去年から保有しているので含み益はありますが、1年以上保有してるのでパフォーマンスは悪いです。しかし、事業ストーリーは描いている通りなので長期保有継続します。ベネフィットワンを間接的に保有する意味でパソナグループを買っていましたが、好決算に反応して株価が上昇しました。これは放置します。リグア(7090)を打診買いしましたが、追加で買うか買わないかは決算次第です。半導体関連ではジャパンマテリアルが含み損で、アバールデータが利が乗っていますが、両社長期保有です。アルヒやプレミアグループの中小型の金融株も堅調であり、全体的には良い流れでした。直近、不穏な空気が漂っておりますが、現金20%握りしめて、安値で買った玉を大切にしたいと思います。

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