資産防衛の日々

専業投資家:独自のルールに基づき割安成長株に中長期投資をしています。臨床工学技士として病院に勤めて4年後に「専業投資家」として独立。宝塚ファン。

マイクロソフト、ベセスダ親会社のゼニマックスメディア買収75億ドル:本日のニュースコメント picul

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r.nikkei.com picul:マイクロソフト、ベセスダ親会社買収75億ドル→これが実現すれば大きいニュースです。現在、据え置きゲーム機の市場で考えれば、マイクロソフト(MSFT)、ソニー(6758)、任天堂(7974)の三つ巴の様相ですが、任天堂は良くも悪くも、この争いに巻き込まれていません。ジャンルが根本的に違うからです。そのため"コアなゲーム"で考えるとソニーとマイクロソフトの一騎打ちが続いてますが、有力ゲームタイトルが豊富なソニーが優勢な状況でした。しかし、このようにマイクロソフトが有力なゲーム会社を買収していくとなると、さらなる競争激化が確定します。ソニーは危機感を持つ必要があります。仮に、フォールアウトやエルダースクロールズといったゲームがマイクロソフトの独占タイトルになれば、今までxboxに興味がなかった人も、xboxのマーケットを使うようになるということです。改めて、コンテンツという根幹を握る重要性が認識されるでしょう。xboxゲームパス(定額ゲームサービス)の加入者数も1500万人を突破しているので、そこにベセスダのタイトルが登録されるのは確実です。テンセントもゲーム会社の株を買いまくっていますが、マイクロソフトがゲーム会社を買収する方が遥かに脅威なのです。もちろん、ソニーは人気作を開発する会社をたくさん持っているので、ベセスダ程度でプレイステーションの市場が崩れることはありませんが、ゲーム会社買収の流れは注視する必要があります。