資産防衛の日々

専業投資家:独自のルールに基づき割安成長株に中長期投資をしています。臨床工学技士として病院に勤めて4年後に「専業投資家」として独立。宝塚ファン。

見た目は平凡でもセグメント別の業績を見ると躍進していることもある

見た目は平凡でもセグメント別の業績を見ると躍進していることもあります。そういった会社は会社四季報などパッと見しただけでは気付かれなくて割安に放置される傾向にあります。株価の上昇とともに徐々に認知されていくので、出来高が乏しい中小型でも株価が安い時に買い集めやすいのも特徴です。

例えば、9696ウィザスは通信制高校のビジネスが順調に育っており全体の業績に大きな影響を与えるセグメントに育ちました。業種としては塾銘柄になるので低PERの評価が続いてますが、EPSの成長と共に株価は年単位で上昇しました。
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先日の決算発表後から急上昇した3021パシフィックネットもサブスクの事業が着実に成長しています。9889JBCCは年単位で事業構造を立て直し躍進しました。
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2019年、9468KADOKAWAはセグメント別でWebサービスの収益化改善、ゲーム事業の飛躍と共に株価は2021年にかけて大相場となりました。
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これらは四季報などパッと見するだけでは強みに気付けませんし、今のように株価が上昇してから気付いても出遅れ感は否めません。安い時に気付くには面倒でも日々開示資料に目を通す事が大切です。

勿論、その時点で有望だと思っても見通しが外れることは当然あります。その場合、さっさと手放せばいいだけです。そしてそれらをこなした上、保有しっぱなしではなくて分割売買を繰り返すのが僕のやり方です。