久しぶりに個別銘柄のアウトプットします。
サカイ引越センター(9039)
同社は近畿地盤に全国展開している引っ越し専業首位です。
本社は大阪の堺にあって、大阪では異様なほど知名度が高いです。
引っ越しのことを考えると、
「勉強~しまっせ、引越しの~サカイ、ほんま~かいな、そ~かいな」
という歌が頭の中でグルグルまわる人もいます。
引っ越しビジネスというと、国内で飽和しているように思ってしまいますが、そんな中でも同社は過去10年ほぼ右肩上がりの売上拡大を実現しています。
引っ越しは景気に左右されるので景気循環株のクセを持っていますが、売上だけを見ると景気後退期も上手く乗り切っているようです。
しかし、引っ越しビジネスの参入障壁は低く価格競争にも陥りやすいのでビジネス環境は厳しいです。
1株益は2010年3月期の218.1円から、2015年3月期会社四季報予想の372.7円へと、ほぼ2倍に膨らんでいます。
中間決算の内容が市場予想に届かなかったのでモメンタムは弱いです。さらに会社四季報の営業利益予想は前号比減額しており株価は下落しています。
12月17日株価終値の3470円で計算すると、今期予想PERは9.3倍となっています。