クレディスイスはスイス中銀の資金供給策を使って最大500億スイスフランを調達すると発表がありました。規模が凄いですね。
そうこうしているうちにECBは0.5%利上げしました。クレディスイスの不安で金融市場が混乱していますが、インフレ抑制を優先した形で、それが逆に安心材料となりました。面白いですね。
米国を見ると、主要銀行による支援策が発表され市場の雰囲気が一気に回復しました。今回のファーストリパブリックを救った手法は「預金」です。JPモルガンが指揮を取り米銀大手11行が、ファーストパブリックに預金をする事で金融市場の不安を解消させます。もちろん支援なので引き出しません。公的な金に頼らないで銀行同士で救済するワクワクするスキームです。
ほんと目まぐるしい動きが続きます。これで不安の連鎖が止まれば素晴らしいですね。リスクオフが終焉を迎えてくれることを祈ります。