どのように情報を手に入れるのか聞かれることがあるので簡単に書いておきます。新聞、会社四季報、書籍、適時開示情報、国内外の公的機関の発表、インターネット、街を注意深くみる、タクシーの運転手、深掘りしたいことは各専門家に聞く、などで欲しい情報は手に入ります。例えば、脱ハンコの流れや法的な問題点は、知り合いの弁護士に聞くことで銘柄への応用が効きました。そうすることで、深掘りすることができます。ちなみに、IRにはメールで問い合わせる程度で、基本的には公開情報だけで投資しています。それらの情報をAppleのメモアプリ(以前はEvernote使ってました)にまとめていくのです。まとめることでストーリーが作られていきます。そして、それはマクロ的なストーリーもあれば、個別銘柄のストーリーであることもあります。
仮に、個別銘柄のストーリーができれば、そのストーリーが継続するかぎりポジションを持ちます。ストーリーが崩れるまで注意深く見ればよいのです。たまに聞くのが、〇〇の企業が参入してきたら危ないのでは?という議論がありますが、私は全く興味ありません。参入して実際に脅威になれば、ポジションを外せばいいだけです。その銘柄のストーリーが継続していたら保有するだけです。脅威をどう対処していくかは会社側に任せます。私は株を保有し続けるか、売るか判断するだけです。
そして常に疑問を持ちながら生活することで感度が高まります。感度が高まれば、金の流れが見えて、自然と日常生活が株のアイディアへと変換されます。そして大局観を持つことです。ボラティリティを気にせずに、大局観さえ分かっていれば、大きな間違いをしなくなります。