資産防衛の日々

専業投資家:独自のルールに基づき割安成長株に中長期投資をしています。臨床工学技士として病院に勤めて4年後に「専業投資家」として独立。宝塚ファン。

他人と比べてはいけません。

皆さんお疲れ様です。ついに非常事態宣言となりました。正直、今回の安倍政権には失望しています。戦力の逐次投入をしていたり、スピード感がなかったりで本当に最悪です。しかし、人のせいにしていてはダメです。当初から分かりきっていることですが、病気より経済で多くの人が死にます。この国難を乗り切るために私も頑張ろうと思います。

さて、相場の方ですが、ここまでボラテリティが激しいと儲かっている人はとことん儲かっていますし、損してる人もとことん損しています。こういうときは儲かっている人はメディアで目立ちます。しかし、比べてはいけません。ライバルは自分です。自分の投資方針や手法、投資対象にフォーカスするのです。他人のパフォーマンスは関係ありません。焦って、普段やらないようなことをやってドツボにハマってはいけません。それでも他人が気になるという方がいれば安心してください。儲かっている人はごく一部。証券会社のデータでわかることですが、ほとんどの投資家はこういう暴落相場で資産を減らしています。資産を減らしている人の声は届きにくいものです。増やしている人はごく一部です。市場の極端なボラテリティに惑わされないことが大切です。焦って、極端な投資行動をとっていないかぎり、このボラテリティは誤差です。

ちなみに、私がポートフォリオ運用を大切にしているのはこういう異常事態に備えるためです。数銘柄に集中していたら、最悪一瞬で溶けることがあるからです。もちろんポートフォリオで運用していても、暴落があれば、一緒に暴落に巻き込まれます。しかし、それは市場の変動です。個別要因ではありません。市場の変動は時間と共に消化されていくから問題ありません。

もちろん、今回の新型コロナの影響で、あきらかに大きな影響を受ける銘柄は、コロナ相場が始まってから損切りしています。逆に影響をほとんど受けない銘柄は全くポジションを動かしていません。

そして、暴落相場で新規に買付たのは、保有している銘柄ではなく、REITや普段買えないような大型の優良株です。 暴落相場で保有している銘柄をナンピン買いするのは危険だからです。これは以前記事に書いたとおりです。それから巣篭もり消費などの特需関連の銘柄も買っていますが早期に反発しているので、こういうのはやはり強いなと感じました。REITは3月中旬、地銀の投げ売りのおかげで安く買えたのが幸いしました。

もう一度申し上げますが、当初から保有していた、主力銘柄はストレートに暴落に巻き込まれました。それはそのまま保有しています。新型コロナの経済ショックの影響があるものは手放しました。結果として損切りです。投資パフォーマンスは勿論年初来マイナスです。これは市場のボラテリティの問題なので気にしていません。まだまだウイルス問題は解決していませんが、乗り切っていきましょう。