資産防衛の日々

専業投資家:独自のルールに基づき割安成長株に中長期投資をしています。臨床工学技士として病院に勤めて4年後に「専業投資家」として独立。宝塚ファン。

【決算発表】保守的な会社の場合、通期決算を跨ぐのは慎重に。

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さて、保守的な会社の場合、通期決算を跨ぐのは慎重にすることも1つのアイディアです。

例えば、市場がある会社の成長ストーリーを今期予想、来期予想ともに「増収増益」を期待しているとします。実際、今期予想は「増収増益」に向かって順調に四半期決算が進捗しています。

しかし、いざ1年間の通期決算が発表されると、今期予想であった実績値は「増収増益」を達成できたものの、あらたに発表された今期予想が「増収減益」などのパターンがあるからです。保守的な会社によくあるパターンです。これには市場は面食らうので、株価がネガティブに反応することがあります。


ですので、あらかじめ、保守的な決算を発表しそうということが分かれば、通期決算の前に少しポジションを減らしておくという対策をあります。これはあくまで1つのアイディアです。


もちろん、「増収減益」でも長期的に見れば、なんら問題ないこともあります。ですので、自分がどういうスタンスで株を買っているかによって判断が変わります。わりと短期目線で考えているなら不要なリスクを避けたらいいですし、長期で考えているなら、増収減益で嫌気されて株価が下落したところを静かに拾うこともできます。いずれにせよ、株式投資というのは同じ銘柄を扱っていても、ある人は富、ある人は貧する世界です。立ち回りも大事な要素です。