資産防衛の日々

専業投資家:独自のルールに基づき割安成長株に中長期投資をしています。臨床工学技士として病院に勤めて4年後に「専業投資家」として独立。宝塚ファン。

【玉操作】会社の分析も大切だが、株を保有した後の売買も大切!!

昔から、相場の秘訣は「玉操作」と言われることがあります。玉とは手持ちのポジションのことで、先物や信用取引など幅広く使われます。そしてそのポジションを相場動向に応じて買ったり売ったりしていくことです。(この記事では現物取引について書きます)

そもそも株を買ったら最後、株を数年、10年単位で保有するというのは稀なことです。長期投資家でも1ヶ月、もしくは半年や1年経てば売却していることも珍しくありません。さらに一度の買付で終わらず保有株の買い増しをすることもあるでしょう。それも玉操作です。あのウォーレンバフェットも分割で買い増したり分割で売却することがあります。

株式投資は株を通じて会社を所有することができますが、投資家の成果を大きく左右するのは、いつ買って、いつ売るかです。なぜなら株価は大きく変動するからです。いくら業績が良くても株価が高い時に売れないと儲かりません。上がった時にたくさん株を保有していないと資産増に貢献しません。

つまり、投資家の利益は玉操作によって大きく左右されるのです。同じ銘柄に投資をしていても儲かる人もいれば損する人もいます。これは投資期間が3年、5年でも同じことです。

自分の相場帳や売買記録などを見るようにして、売買の改善点を研究すれば必ず成長します。とくに失敗だと思う取引をたくさん見る事が大切です。失敗からは多くの事が学べるからです。