サンバイオは中枢神経系疾患領域の再生細胞薬を開発する会社です。
いわゆる再生医療というやつです。
同社の再生細胞薬と言えば、
「SB623」です。
SB623は脳梗塞(慢性期)、外傷性脳損傷(慢性期)で
受けたダメージを回復することを目的としています。
後には、加齢黄斑変性、網膜色素変性、パーキンソン病、
脊髄損傷及びアルツハイマー病等、
つまり、既存の医療や医薬品では対処できない疾患を対象にすることができます。
同社の開発している「SB623」は量産化を可能としており、
再生医療の世界で非常に期待されています。
詳しいことは、論文や同社のレポートを読むことで勉強できるので割愛しますね。
話を株のほうに向けます。
同社のようなバイオ関連の会社は
そもそも業績が伴っていないことが多々あります。
これは当たり前です。
なぜなら、まだ開発中だからです。
開発してから、市場で売り出せば莫大な利益が転がります。
そのため、開発段階で資金がとぎれないことが非常に大事なポイントになってきます。
そんなサンバイオに朗報です。
カリフォルニア州再生医療機構(CIRM)から 20百万米ドルの補助金を獲得したのです。
慢性期の脳梗塞や、慢性期の外傷性脳損傷で苦しんでいる人のためにも
開発が無事成功することを祈っております。
6月30日終値株価は1,403円
時価総額は約636億円
これらの株価が正当化されるかどうかは、開発中の再生細胞薬にかかっています。
つまり、同社の株を買っている投資家は、将来の夢を買っているのです。