資産防衛の日々

専業投資家:独自のルールに基づき割安成長株に中長期投資をしています。臨床工学技士として病院に勤めて4年後に「専業投資家」として独立。宝塚ファン。

#1 テクマトリックス(3762)は縁の下の力持ち!!

テクマトリックス(3762)は、情報インフラ構築とアプリ開発を柱としてます。医療情報に強く、コールセンターの実績も豊富です。

  

同社のビジネスは縁の下の力持ち的存在です。インターネットショッピング、交通機関の制御の安全性向上、医用画像管理を容易にしています。同社の重点戦略は「クラウド事業」と「セキュリティ&セイフティ」クラウドに関しては医療画像管理、コールセンター、ネットショップ配送管理、メーカーやサービス会社等のコールセンターなどを支えており社会にとって必要不可欠なサービスを展開しています。なかでもクラウド型の医用画像システムの市場ではシェア68.5%を占めており、国内市場だけではなくASEAN市場へも展開する予定で大きな野望を掲げています。

 

セキュリティ&セイフティに関しては、国内のサイバー攻撃脅威の高まっており、手口も巧妙になっています。国家安全保障関連としても今後も期待していける分野でしょう。

 

短期的にはクラウドへの移行により、業績が伸び悩んでいるように見えます。売り上げを一括計上する従来のビジネスモデルから継続的に売上が計上するストックビジネスへの転換を図っているからです。つまり、一時的に利益率が低迷しているのです。投資家の視点で考えると、これが逆にチャンスでもあります。毎年毎年頑張る必要があるフロービジネスより、一度頑張れば継続的にキャッシュが流れる仕組みの方が利益率を高めやすいのです。

 

1月23日終値株価609円

 

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