資産防衛の日々

専業投資家:独自のルールに基づき割安成長株に中長期投資をしています。臨床工学技士として病院に勤めて4年後に「専業投資家」として独立。宝塚ファン。

運用状況

2928RIZAPが上昇しており本日終値237円。かなりの割合を投資していたので年初来で想定以上のパフォーマンスとなりました。以前から書いてる通り同社は表面的な赤字が続きます。KPIのみに注目です。しかし9月28日時点での1店舗当たり会員数は830人。8月から考えると驚くほど獲得会員数が鈍っており要注意です。今の所、自分の出口戦略は、①大勝ちで利益確定、②買値140円での同値撤退、③KPI崩れてササっと利益確定、この3パターンです。

2820やまみもファンダメンタルズの勝利で本日終値2,175円。
6571QBの状況も良いと思うのですが、意外に株価が動かなくて本日終値1,624円。引き続き粘ります。ちなみにシングルファザーになったヤケクソでQBハウスを現地調査してみたら、短時間でクオリティの高いカットだったので驚きでした。(カットする時は明確に細かく注文しないとダメです。ざっくりとお願いすると大失敗するようです)

7163住信SBIの値動きは悪いですがIPO直後から保有継続してます。

9418USEN、想定通り国内で勝ち組動画配信サービスとなりました。格闘技コンテンツの充実は良いアイディアです。

9564FCEホールディングスはもっと値動きよく高値更新を続けるかと思ってましたが意外に燻りました。引き続きRPAを追っていきます。

2726パルグループ、2685アダストリアは高値圏を維持してます。出世してくれましたが、割安感はなく、今後の業績の伸びだけが頼りとなるので四半期決算を注視。3612ワールドは引き続き出遅れ。

9259タカヨシはパッとしませんがKPIを追っていきます。

2001ニップン、4633サカタインクス、3392デリカフーズは価格転嫁の恩恵を受けており緩やかな上昇を期待しており保有継続。

6058ベクトルは下落調整により1,152円。下値想定を1,000〜1,100円、今後の成長を考えると悪くないレベルまで下落調整したので数年ぶりに参入です。

9024西武は本日終値1,410円まで落ちてくれました。

6547グリーンズは本日終値1,588円。もっと株価は評価されると思っていましたが意外に盛り上がりませんが保有継続します。

詳しく理解してないですが、9249日本エコシステム本日終値1,705円、6224JRC本日終値712円が漠然と気になってます。詳しい方は会った時にでも教えていただけると嬉しいです。


追記
皆さん温かいメッセージありがとうございます。生活は整ってきており、子供と充実した日々を送っています。色々送り迎えしたり子供といる時はたくさん出かけたり旅行したり賑やかにするようにしています。1人の時間は株の仕事、現地調査、ベンチャービジネス、トレーニング、友人とランチ、自分の習い事など、スケジュールを埋めてメリハリつけてます。

妻が不倫して息子と一緒に捨てられたので5歳児のシングルファーザーになりました

実は最新の四季報発売日に妻の不倫が発覚して、さらに追い討ちをかけるように息子と一緒に捨てられました。ぼくは鋼のメンタルを持っていますが、さすがに今回の状況はキツかったです。ご飯の味が分からなくて適時開示情報を読んでも文章が理解できなかったです。しかし、なんとか乗り越えて5歳児の息子を1人で育てるというシングルファーザーの称号にワクワクしてメンタルも見事にV字回復しました。


幸い財産はあるので将来の不安は全くありません。間接的に相手の男に財産を奪われるのはマヌケ過ぎるので、あの手この手を使って大半を守りました。元妻も納得しており、資産へのマイナスインパクトは5%ほどです。


元妻との関係は良好で、子供のために週一は3人揃って一日中遊ぶことになっています。とりあえず子供には離婚した事が分からないようにして、大きくなるにつれて少しづつジャブを打っていきます。ちょっといまだに意味が分からないのが、家族3人、月に2〜3回は旅行に出掛けてたし、どこに遊びに行っても3人笑いあっていたのに謎で仕方がありません。妻は、私に対して申し訳ないと、会うたびに大泣きしながら謝っていますが、それなら子供とセットで捨てる意味が分かりません。それほど相手に対して大恋愛しているのか、それともリーアムニーソン主演の映画アンノウンみたいな状況なのか?と本気で考えています。


いずれにせよ、色々考えても負のスパイラルなので、過去の感謝のみフォーカスするようにしました。やはり今の自分があるのは妻のおかげですし、妻がいなかったら投資家として独立できてません。愛する子供がいるのも妻のおかげです。そして今も、妻は僕に対して優しいです。過去の感謝を全て吹き飛ばすインパクトのある出来事でしたが吹き飛ばなかったのは幸いです。


怒りと恨みは0です。
18年間ありがとう。

2726パルグループ、2685アダストリアに出遅れた3612ワールド

リオープンで必須となるアパレルに消費者がお金を使う流れは予想通りで、パルグループとアダストリアの業績と株価は大きく躍進しました。年始からの株価上昇は満足いくものでしたが株価に織り込んでしまっているのも事実です。これからの株価アップサイドは売上と利益が伸びる分しかありません。逆に期待通りでなければ売られる運命です。

そこで、出遅れてる銘柄を考えてみると利益の10倍程度で評価されている3612ワールドがありました。しかし、61のブランドを展開しており店舗数も国内外2,401と分散が効きすぎておりノアの方舟状態になっているのが懸念です。1Qは問題なくクリアしましたが毎年2Q決算は赤字になるので勢いはありません。2023年5月8日に中期経営計画を発表していますが実現するかどうかは理解できませんでした。株価が下落調整したことにより、現在1,584円で下値目安が1,400〜1,450円と見えてきたことは良い兆しです。勿論、業績が下振れすることがあれば下値目安は変化します。

(リアルで人と会う頻度が上がれば上がるほど買う服や靴が増え購入の回転数は上がります。これはレディースで顕著に現れる現象でシーズン毎に必要となります。それはアパレルだけではありません。メイクの頻度も増えますしスキンケアも必要です。制汗スプレーや日焼け止めもたくさん売れます。身体のラインが気になってジムの会員数も増えます。)

picul.hatenablog.jp

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ゲームオーバーになるようなアイディアは採用しない

久しぶりに相場が荒れています。といっても銘柄間の温度差は大きく、高値圏を維持している銘柄もあれば年初来水準まで下落している銘柄もあります。アツくならないで冷静に対処していきたいものです。

とくに、当初のストーリーが崩れてる株はさっさと売ります。現金化して他の投資アイディアに回したり、なければチャンスに備えるのです。そういう株を無限ナンピンすれば運良く助かることもありますが、助からなかった場合はゲームオーバーです。僕はゲームオーバーになるようなアイディアは採用しません。損切りは負けではありません。投資する上でのコストです。必要な時に潔くコストを払ってトータルで儲ければいいのです。

※当たり前ですがストーリーが崩れていない株は売りません。売る必要がありません。うろたえる必要はありません。

9259タカヨシ、わくわく広場

店舗数が着々と増えています。同者はプラットフォーム、委託販売がメインで高い収益力を持っていることは強みとなっていますが、僕が注目したのはそこだけではありません。面白いのは生産者がSNS等を使って必死で宣伝してくれることです。生産者の儲けにダイレクトに影響するため、当日の商品内容、売り場や日時など必死で宣伝してくれるのです。これはとてつもない強みです。株価は底を這っており非常に弱いです。効率を落とさずに流通総額を増やし続けることができるか注視します。それができなければ終わりです。本日終値1,139円、時価総額63億円。
 
いつもめちゃくちゃ薄い内容ですが、ブログ読んでいただき本当にありがとうございます。嬉しいです。

RIZAPとFast Fitness Japanの状況(8月18日追記)

・chocoZAP
2023年5月店舗当たり962人
2023年8月店舗当たり852人
2023年8月15日上方修正909人(800,000人、880店舗)

・エニタイム
2023年3月末店舗当たり693人
2023年6月末店舗当たり716人

RIZAPとFast Fitness Japanの決算が発表されました。RIZAPはchocoZAP直営、Fast Fitness Japanはエニタイムのフランチャイズを展開しています。意外と知られていない事ですが、この2社の最重要KPIは店舗当たりの会員数です。chocoZAPの場合は30坪〜50坪、エニタイムであれば70〜150坪(中心は80〜120坪)の店舗にどれだけ人間を詰め込めるかによって利益が大きく変わるからです。

正直、chocoZAPが24時間ジムの市場で800,000人獲得してる中でエニタイムの店舗当たり会員数が伸びていることは驚きです。僕はどちらも会員になっているので明らかに客層が違うことは分かっていましたが体感以上でした。chocoZAPについては大量出店の影響でしばらく店舗当たりの会員数が上下にブレやすいため、エニタイムの会員数を目安にするとよいです。ここは割れてはいけない会員数です。

RIZAPのシナリオを自分で計算したところ大きく3パターンに分けることができます。全シナリオ、計算ではその他事業の価値を0にしています。

①ダウンサイドシナリオ
2026年3月期 時価総額630億円
②レギュラーシナリオ
2026年3月期 時価総額2,300億円
③アップサイドシナリオ
2030年3月期 時価総額1兆9,890億円

ダウンサイドシナリオであれば最悪でも買値140円から20%ほどの下落なので受け入れることができます。

◾️追記(2023.8.18)
①ダウンサイドシナリオ
2026年3月期 時価総額630億円
売上高520億円
→chocoZAP307億円+ボディメイク213億円=520億円
営業利益70億円
→chocoZAP61億円+ボディメイク9億円=70億円
時価総額630億円
ざっくりとあえて0.6倍で純利益42億円 15倍で時価総額630億円
ダウンサイドシナリオの前提条件
・2026年3月期
・会費2,980円(税抜き)
・店舗当たり会員数716人(同業エニタイムと同レベルに設定)
・出店スピード急減速で1,200店舗達成(2024年前半に達成可能数値)
・ボディメイク事業横ばいを想定
・営業利益率下限で想定
・その他事業収益貢献0想定(中期経営計画では営業利益140億円)

②レギュラーシナリオ
2026年3月期 時価総額2,440億円(時価総額訂正します)
売上高863億円
→chocoZAP650億円+ボディメイク213億円=863億円
営業利益204億円
→chocoZAP195億円+ボディメイク9億円=204億円
ざっくりとあえて0.6倍で純利益122億円
20倍で時価総額2,440億円
・その他事業収益貢献0想定(中期経営計画では営業利益140億円

③アップサイドシナリオ
2030年3月期 時価総額2兆円(時価総額訂正します)
売上高3,463億円
→chocoZAP 3,250億円+ボディメイク213億円=3,463億円
営業利益1,114億円
→chocoZAP1,105億円+ボディメイク9億円=1,114億円
時価総額
→ざっくりとあえて0.6倍で純利益668億円 30倍で時価総額2兆40億円
・その他事業収益貢献0想定(中期経営計画では営業利益140億円

今の所レギュラーシナリオが濃厚と考えていますが、全てchocoZAPの KPI次第です。KPIが崩れればサヨナラです。店舗当たり900人を維持できるならchocoZAP単体で営業利益率30%超えは余裕ですが、900人維持するのはなかなか大変な仕事です。800人超を以上できれば御の字でしょうか。この辺りは全く予測できないので引き続き四半期決算で確認していきます。


picul.hatenablog.jp

2820豆腐やまみボトムつけたか?

やまみは芽が出そうで出なかった企業の一つですが、2023年6月期通期の決算でようやく株価が評価されてきました。今後は豆腐マーケットで自動的かつ緩やかにシェアを高めていきます。前回の決算で分かっていたことですが着実に収益力が高まっています。しかし、数ヶ月前に1,300円レベルだった株価が本日は1,700円、今期予想に対して株価への織り込みピッチが若干速いです。いずれ利益成長率に収束します。
picul.hatenablog.jp

6571QBネット値上げ成功

QBネットは2023年6月期通期決算を発表しました。月次から分かっていたことですが、QBネットの値上げは成功しており収益力が高まっています。今後の課題は人材投資、キャパオーバーになっている現状を打破しつつ安定的に出店していくことです。女性客の比率が高まっているためシェアは高めやすい状況です。中期経営計画のストーリーに沿って四半期決算をこなしていけるのか注視します。決算後、本日株価は前日比3.89%安の1,533円。