資産防衛の日々

専業投資家:独自のルールに基づき割安成長株に中長期投資をしています。臨床工学技士として病院に勤めて4年後に「専業投資家」として独立。宝塚ファン。

#1 KADOKAWA(9468) 2020年3月期2Q決算

11月14日、カドカワが2020年3月期2Q決算を発表しました。

売上高1004億3900万円 1.7%減
営業利益 63億8900万円 123.1%増
経常利益 68億500万円 72.9%増
純利益 62億200万円 192.7%増
1株益 98.45円

セグメント別で気になったのが、Webサービス事業です。売上高131億5900万円(4.8%減)、営業利益15億9100万円(前年同期営業利益損失1億円)となっており、黒字であきらかに出血が止まっていることがわかります。ちなみに1Qからその傾向は表れており、1Q時点の営業利益は5億3400万円でした。

Webサービスはドワンゴです。ドワンゴは夏野社長により急ピッチで事業構造改革をしています。今後は売上拡大のための施策を実行していくフェーズと会社側は発表しています。

出版事業と映像・ゲーム事業は安定しているので、Webサービス事業が安定した黒字ビジネスにすることが大切です。

中期経営計画によると、2023年3月期売上高2400億円、営業利益150億円を目指しているようです。