資産防衛の日々

専業投資家:独自のルールに基づき割安成長株に中長期投資をしています。臨床工学技士として病院に勤めて4年後に「専業投資家」として独立。宝塚ファン。

決算日にヒヤヒヤするような銘柄は主力にしません。例えば、営業利益の66倍の値付けがされているプレミアムウォーターとか

皆さん、お疲れ様です。


私は主力銘柄は集中、主力銘柄以外は分散する方法をとっています。現時点のポートフォリオの考え方は以前書いた通りで、主力5銘柄、分散45銘柄となっています。主力5銘柄で資産の50%を占めます。

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ここで大原則なんですが、決算日にヒヤヒヤするような銘柄は、「主力銘柄にすることはありえない」ということです。なぜなら、私は専業投資家で家族がいるからです。投資で日々の生活が崩れるようなことはできないのです。ですから、決算日にヒヤヒヤするような銘柄は主力にしません。例えば、プレミアムウォーター(2588)という会社があります。同社は宅配水市場で圧倒的勝ち組となっており、高い売上成長を実現しています。2016年度は宅配水市場でシェア3位、2017年度はシェア2位、2018年度はシェア1位、2019年度はぶっちぎりの1位となっており、現時点のファンダメンタルズが崩れないのであれば魅力的なビジネスです。


2019年3月期営業利益は7億1500万円、本日株価1,710円であれば時価総額は469億円です。なんと時価総額は営業利益の66倍の値付けがされているのです。無配当です。それだけ見ると非常に割高感があります。同社の中期経営計画によると、2023年3月期の営業利益は41億円、この計画が達成されるのであれば、妥当といえるでしょう。ちなみに、同社の中期経営計画は今のところ信頼性があります。なぜなら、中期経営計画を上振れて着地しているからです。しかし、株価は将来を先取りしているのは事実です。これを成長株といいます。仮に、今の成長が維持できなくなれば株価は急落します。アウトです。ということは、主力銘柄にすれば決算日にヒヤヒヤするということです。


しかし、対象市場でNo1会社はポートフォリオに入れておきたいのも事実です。例え、資産の1%しか保有しなくても、そういった長期有望な会社を分散で保有して、中期経営計画通りに数値をこなしていけば、それなりに高いパフォーマンスを得ることができるからです。そういうチャラチャラした銘柄は分散でも十分威力を発揮します。もちろん、そういう成長株を集中投資して資産を大きく増やしている人もいますが、成長株が叩き売られるターンは恐ろしいものです。やはり、投資で生活していく身としては、主力は安定成長株、分散で高成長株や高配当株、など自分なりにポートフォリオを構築していきます。


ちなみに、2017年500円近辺だった株価は2019年2,000円を超える水準までありました。長期保有している投資家は報われています。



台北の饒河街観光夜市です。台湾の夜市は活気がありますし大好きです。しばらく台湾に行ってませんが、旅費も安いですしもっと気軽に行こうと思います。もともとジムロジャースに憧れて冒険旅行が大好きになりましたが、ここ10年くらいのジムロジャースの発言は迷走しています… 残念です。もう彼に憧れはありませんが、また冒険投資家になりたいと思います。