資産防衛の日々

専業投資家:独自のルールに基づき割安成長株に中長期投資をしています。臨床工学技士として病院に勤めて4年後に「専業投資家」として独立。宝塚ファン。

損失確定に抵抗があるなら、このやり方をどうぞ。

ポートフォリオを見てスッキリしなかったら(気持ちよくなかったら)、保有すべきでない株を我慢して保有している可能性があります。それは大抵の場合、含み損の銘柄です。見通しが変わっていなければ、含み損でも気にする必要ありませんが、見通しが違ったり、他の銘柄の方が魅力的に見えるなら、さっさと手仕舞った方がいいです。


でも、損が出た状態での売却。いわゆる損切りは心理的にハードルが高い方もいるでしょう。もし、そう感じているなら、利益と相殺させて、一緒に売却するのも一手です。


例えば、A社で10万の利益がでてます。B社は3万の含み損です。前から気になっていたC社が欲しいですが、資金がありません。でもあきらかにB社よりC社の方が魅力的です。


そんなとき、損失確定の心理的ハードルがあるなら、A社の10万の含み益のうち3万円分だけ利益確定させて、B社を3万円損失確定をします。これでプラマイ0です。ポジションもスッキリするので、冷静に判断することができます。損失確定に抵抗がある方は、このやり方をどうぞ。損失確定が驚くほど楽になりますよ。


もちろん、本来利益が出ている銘柄を売ってはいけません。利益が出ているのは正解だからです。今回書いたのは、どうしても損失確定できない場合の心理テクニックです。