資産防衛の日々

独自のルールに基づき割安成長株に投資をしています。臨床工学技士として病院に勤めて4年後に「専業投資家」として独立。投資歴14年くらい。 宝塚大好きです。

ダイオーズ(4653)〜オフィスコーヒーでグローバル展開

決算発表後、
ダイオーズ(4653)
の株価が軟調に推移しています。

決算発表直前の株価1,065円
決算発表翌日の株価988円
おそらく数ヶ月〜1年以内くらいは、株価が軟調に推移する可能性があるでしょう。

しかし、1年以上を考える、いわゆる長期的視点に立てば会社の状況は良好と言えるでしょう。
それは決算内容を見ればわかります。

その前に、事業内容を確認してみましょう。
同社はオフィスコーヒーで国内首位、米国でも3位です。
(オフィスに関わる付随サービスも提供しています)
ASEANにも進出しており、隠れた成長企業です。
オフィスコーヒーというのはストックビジネスで、一度設置されると継続的に売上が計上されます。
とくに日本とは違って、米国ではオフィスコーヒーが”置いていて当たり前”くらい大切なものなのです。

海外拠点では現地の従業員を大切にしており、従業員のモチベーションを高く維持することに成功しています。
米国内での他社についてはファンドが大株主になっているため、期限が決められていたり、成績が悪かったら、スパっと首をきられます。

それでは今回、なぜ決算が嫌気されたのでしょうか。
それは今期予想数値でわかります。
2017年3月期予想
売上高252億3500万円 0.7%減
営業利益16億3200万円 5.6%減
経常利益16億100万円 4.9%減
9億7600万円 7.1%減
1株益72.69円

トップラインから1株益まで減少する予想値を出しています。
それは為替と営業力強化による一時的費用に要因があります。
為替の想定レートは1ドル105円
去年にくらべてかなり円高になっているため、米国での売上が半分を占めている同社にとっては、円ベースで減ることを意味します。
そのため為替で見かけ上、減っていることになります。
実際は、ドルベースでは増収となります。
一時的費用があるため減益。
よって、会社側は米国での業績をドルベースで増収減益を予想しています。

国内でもストックが確実に積み上がっているため、増収増益予想となっています。

ようするに、今回の2017年3月期予想については為替と一時的要因が重なっているのであって、同社の長期的ビジネス環境が変化したわけではないということです。
しかし、株式市場は流動的です。

今期予想値が減収減益であれば、素直に売られることが多々あります。
どのような投資スタンスに立っているのかによって決算の見方が変わります。

さらに、決算を見てそれをどう料理するのか。

全ての人が同じ銘柄に投資していても、料理の仕方(手法)で儲かり方や損の仕方が変わります。
良い株を見つけるだけではダメなのです。