資産防衛の日々

専業投資家:独自のルールに基づき割安成長株に中長期投資をしています。臨床工学技士として病院に勤めて4年後に「専業投資家」として独立。宝塚ファン。

【誕生】ついに息子が誕生しました!!これからさらに学ぶことが増えるので楽しみです。

バタバタしており、ブログが遅れました。
実は、
昨日の早朝、息子が誕生しました。
ついに産まれました!!


破水から陣痛、そして産まれるまで約5時間30分でした。
破水まで全く産まれる気配なかったので驚きました!笑


3200グラムで男子です。
元気よく動いており、聴力もありました。
これで私の大好きなクラシック音楽を好きになってもらい
一緒に楽しむことができる確率が高まりました。


息子が誕生したことにより、色々学べるのが楽しみです。
私の予想では、必ず新たな視点が生まれます。
今までの風景も、子供と一緒にいることで見え方が変わるはずです。
"今"を生きる、この力強さは私に大きなパワーを与えてくれます。
さらに、力がみなぎるのを感じます。

【株トーク】ペンタさんと一緒にトークイベントで登壇することになりました。

「株トーク」イベントあります。


12月16日(土曜日)、私の秘書(名前:スワン)主催の株トークセミナーがあります。
投資家ペンタさんと私がパネルディスカッション形式で株トークをします。


私は、運営に関わっていないので、質問や参加申し込みはスワンまでお願いします。



picul.hatenablog.jp

【ヤクザ】私が亡き父から受けた教育を覚えているかぎり書きます。

私の亡き父はヤクザでした。


これは5日前の記事でも書いたとおりです。
picul.hatenablog.jp

父の生い立ち

私の父は、10代で少年院に入って、そこで色々な教育を受けました。そろばんから、字の書き方まで色々と学ぶことができたようです。生前、父は少年院にとても感謝していました。少年院のおかげでやくざで成功できたと言っていました。当時の少年院は看守の暴力が当たり前だったようです。父も一度殴られたことがあり、そのときに「今回は許したるけどな。次どついたら、殺してまうからな」と迫ってからは、看守が優しくなったと言っていました。


少年院を出てからは、すぐにヤクザの門を叩いたと言っていました。つまり10代からずっとヤクザでした。おそらく40歳くらいまでヤクザでした。詳しく分からないのは、父がそのことについて話してくれたことがないからです。基本的に父はヤクザの話を子供時代の私に一切しませんでした。私が、知っていることは、私が大人になってから聞いた話ばかりです。子供のころには特になにも話しませんでした。ヤクザを辞めた理由は、組自体が解散のような形だったと思います。このあたりは残念ながら具体的に聞いたことがありません。


父がヤクザになってからは、色々な事がありました。色々な女性と結婚し、私もその結果産まれました。残念ながら、具体的に何をしてきたかは聞けませんでした。例えば、死ぬまでどうしても聞けなかったことがあります。「人を殺したことがあるのか」これは最後まで恐くて聞けませんでした。一般的なニュースのイメージとして、ヤクザの殺人のニュースはとても少ないですね。しかし、ニュースにならない殺人事件はたくさんあります。
ただ、私の推測ですが、父は賢かったですし、殺人はしていないと思っています。

私が子供のころのヤクザイメージ

私のヤクザのイメージと、現代のヤクザのイメージは全然違います。昔は、「正義のヤクザと、悪者のヤクザ」がいた感じでした。もちろん、これは私の子供ころの勝手な想像です。しかし、いくらヤクザでも、私にとって父は正義のヒーローでした。義を重んじていました。さらに、悪い運転ドライバーや、飲食店などで何か揉めている事があれば、すぐに割って仲裁に入っていました。とにかく弱い者いじめするのが嫌いな性格でした。それはイメージではなく事実でした。皆が思っているように銃で解決するようなことはありません。父は格闘技をしていましたし、常に筋トレや有酸素運動をしていました。家に銃や防弾チョッキを置いてありましたが、幼かった私は大した意味を持ちませんでした。


私の父はどちらかというと、正義のヤクザでした。なぜなら、薬や人身売買などは禁じており、主な収入源として、「企業や飲食店の用心棒、交渉人、資金回収、相談役、麻雀店経営」でした。連合を組んでいて構成人数は約500人だったと思います。(組自体はたしか80人くらいだったと思います→これの記憶あやふやです)もちろん、私はヤクザに興味はないので彼らについて勉強したことはありません。ですので、父から聞いていて覚えている範囲で書いてます。父はその中では成功していました。立場は知りませんが、皆から恐れられていたのを覚えています。母から聞いた話ですが、組長は父のことをこのように言ったそうです。「◯◯は普段優しいけど、キレてもうたらむちゃくちゃしよる。そこまですんな。って言うてるねんけどなあ。」
父の具体的な仕事内容は知りませんが、「他の組と揉め事があれば、話をつけにいく。お金の管理をしていた。」ということは聞いてます。手の指は10本揃っていました。「指落とさなあかんのは恥ずかしいことなんや。」と聞いたことがあります。身内の女に手を出した場合は、指ではなく、腕を落とされると聞いたことがあります。

優しい父

さて、こんな父ですが、意外にも私への接し方は優しいものでした。父からは一度も叩かれたことはありません。私の兄弟は毎日のようにどつかれていましたが、私は一度もどつかれていません。さらに、嘘をつくことが嫌いでした。とにかく、毎日抱きしめてくれていたことを覚えています。私が中学生になってもハグをしてくれていました。ヤクザの皆もとても優しかったです。お金の集金も終始穏やかで、私も小学低学年のころよく車で連れられていました。

私が大人になってから

離婚してからはほとんど会いませんでしたが、私が大人になって自立してからは月に一度の頻度で会っていました。そのときも毎回ハグをしてくれました。ある時、父とスナックに行きました。そこで、ガラの悪い客が店員に絡んでいたのです。そこで私は腹が立って、それに文句を言いにいこうとしました。そうすると、父は意外にも私を止めました。「やめとけ。簡単に喧嘩したらあかん。喧嘩するんは自分の家族が危ないときだけや。その時だけは相手を殺してもうてもええ。なんぼでもやってまえ。それ以外は絶対に喧嘩するな。何持っとるかわからん。刺されてもうたら終わりや。大人しくしとけ」カタギになった父はとにかく喧嘩を避けました。新しい奥さんやその家族と穏やかに過ごす幸せを手に入れていたからだと思います。とにかく、弱い者を守り、第一優先は家族と言っていました。「家族を守ることだけ考えろ。それ以外はどうでもいい」
それから、「入れ墨だけはするな」と言われていました。当然、私は全く興味がないので「絶対せーへんから安心して」と言いました。

父からの教育

1.たくさんハグをする
2.喧嘩はしない
3.家族を守るなら何をしてもいい
4.横断歩道の歩行者妨害するな
5.入れ墨は絶対しない
6.風俗にいくな
7.危ない場所にはいくな
8.揉め事を避けろ
9.警察を呼べ
10.弁護士と税理士を活用する
11. 勉強して賢くなれ→18歳になってから言われた


追記
また、色々思い出したら、忘れないために書いていきたいと思います。
ちなみに、大人になってから、色々と父と話すようになりましたが、その際に具体的な氏名や、固有名詞は一切話してくれませんでした。知らない方が安全ということでしょう。

【超重要】中長期投資マニュアルでは、伝きれなかった大事なポイントをまとめておきます‼︎

私の投資手法。今回のまとめ記事は、お伝えしていないことを発見次第、随時アップデートしていきます。私の株式投資の基本形は5項目(ビジネスモデル、業績、財務、バリエーション、計画の進捗率)と昔から申し上げている通りです。しかし、それはあくまで基本形です。

激安株だけ買うのではなくて、成長性から考えて妥当なバリエーションの株も買います。例えば、PER20倍、25倍でも成長性や、実質のPERから考えて適正と判断すれば、株価チャートも確認しながら株を買います。見かけ上のPERが高くても、実際はPER13倍の株より遥かに割安のこともあるからです。計画の進捗率が悪くても、一時的な問題の時は喜んで株を買います。1Qで利益が10%しか進捗しなくても、予想通りの一時的なコスト増もありますし、2Q以降に急激に利益が増える事もあります。ようするに、株式投資の基本形はあっても、それに縛られることはないということです。基本形は持ちつつ、臨機応変に、個別銘柄と向き合うことを大切にしています。



■目次

1.中長期投資と長期投資

5項目(ビジネスモデル、業績、財務、バリュエーション、計画の進捗率)をベースに臨機応変にポジションを変動させていき、数ヶ月から1年、場合によっては年単位で保有株と付き合っていく手法です。中期で保有することもあれば、状況によって長期で保有することにもなります。ですので、「(中)(長)期投資」なのです。(もちろん、上記は一般に定義付けられているわけではなく、これはあくまで私の考え方です。)


私は中長期投資がメインですが、長期投資も行っています。中長期投資では状況に応じて、売却をしたり買い戻したりしますが長期投資では都度売却はせずに、会社の状況が良いかぎり末永く保有し続ける戦略です。素晴らしいビジネスモデルの場合、一度売却してしまうと、二度と買い戻しのチャンスがこないことがあります。これはあきらかに競争優位性があって、今後も成長していく。と確信すれば、中長期投資ではなくて長期投資します。そして、会社の状況が変わらないかぎり、売買しないでとことん保有し続けるのです。そうすれば5倍、10倍銘柄と付き合うこともできます。もちろん、その銘柄に対する考え方が変わった場合は売却します。優れた会社はふるい落とされずに持ち続けることが大切です。
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2.見かけ業績が悪くても、投資対象になる場合がある

私は業績が良い会社を選びます。そのため、最低でも過去3年から今期、来期予想が右肩上がりの業績であることが大事です。しかし、見かけ上の業績が悪くても、投資対象になる場合があります。


例えば、売上高が横ばいであったり、利益が全然伸びていない場合、通常であれば投資対象外になります。しかし、中身をきちんと分析してみると、事業構造が大きく変化していることがあります。不採算部門を止めたり、ストックビジネスの事業が大きく伸長している場合などです。もし、見かけ上の業績の悪さが原因で、株価が割安放置されていたらチャンスです。昔の記事ですが、テクマトリックスは見かけ上の業績の悪さで割安放置されていました。
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見かけ上の業績の悪さは会社四季報を読むだけでは分かりません。決算書や説明会資料、中期計画など、ありとあらゆる情報を頼りに勉強しましょう。

3.高PER銘柄への買付について

基本形はPER14倍未満で購入して、PER15倍、もしくはPER20倍を超えてから分割利益確定を開始するようにしております。会社の成長率が高ければ 売却を開始するPERを高めに設定します。

しかし、上記はあくまで基本形となっております。ビジネスモデルが素晴らしく、高成長が期待できる場合はPEGレシオも考えて、買付のPERを25倍〜30倍くらいまでは許容しています。そして、その場合の売却ですが、基本売らずに決算の状況がよい限り持ち続けます。(相場の雰囲気が悪くなれば分割利益確定もします。)

4.売却の目標株価の決め方

売却の目標株価は「株価=1株益×PER」で求めています。そのため、1株益かPERが変化すれば、目標株価が変化します。つまり、最初に決めた目標株価が絶対ということではありません。


5.トップ100銘柄をまとめておく

会社四季報が発売されるたびに優先順位の高い100銘柄(以下「トップ100銘柄」と称する)を表にまとめます。簡単なコメントを添えておくことで、重要なポイントが記憶され、月日が経っても忘れてしまうこともありません。毎号発売されるたびに最初から最後まで読みますが、トップ100銘柄の顔ぶれはそれほど変わりません。おおよそ10〜15銘柄くらいが入れ替わるだけで、残りはそのままトップ100銘柄に君臨します。


もちろん、現在保有している主力銘柄もトップ100銘柄に組み入れられています。監視銘柄は200銘柄ありますが、このトップ100銘柄を中心に日々勉強しています。そうすることで、ちょっとした変化に気付き、いち早く行動できるのです。つまり、このトップ100銘柄の中から選んで投資するということです。


トップ100銘柄を選ぶ基準としては「ビジネスモデル、業績、財務」この3項目が良い会社を選び、100銘柄に絞っています。これら3項目は会社四季報だけでは把握しきれません。ですので、ページをめくりながら良さそうな会社であれば、すかさず会社ホームページを開いて「会社説明会資料」などを読んで軽く勉強します。


今すぐ、投資するわけではないので、「計画の進捗率とバリュエーション」は気にしていません。このトップ100銘柄に組み入れておくことで、絶妙なタイミングを待つのです。計画の進捗率が良く、バリュエーションが良いときが必ず訪れます。つまり、5項目が揃う瞬間を待つのです。

6.銘柄データベースを構築する

Evernoteを使って、自分だけの銘柄データベースを構築しておきます。そうすることで、投資判断がブレることもありません。自分の投資戦略や、様々な情報を書いておくことで、感情による売買を防いでくれます。

7.ポートフォリオで資産を増やす

わたしはポートフォリオ運用を基本としています。それぞれ花が咲く時は違いますが、そのおかげでボラティリティを抑えて、アップサイドだけ取りに行くことができます。

【一攫千金を狙わない】

私の株式投資は安全運転を心掛けています。


一攫千金を狙うこともできますが、私が一番大切にしていることは資産を減らさないことです。ですので、分散投資と現金比率にこだわるのです。


なぜなら貧乏の恐ろしさを知っているからです。貧乏であれば病院に行くのを我慢しないと行けませんし、自動販売機でジュースを買うこともできません。


私が中学3年のころに両親は離婚しており、私はそれ以降母子家庭で育っています。母は食堂で働いていましたが、やはり生活は楽ではありませんでした。ですが、必死のぱっちで育ててくれました。


父はヤクザで成功していたので、お金持ちでしたが我が家にはほとんどお金を入れていませんでした。父はすでに他界していますが、私との関係は良好でした。小学校も中学校も一切学費は出してくれなかったのですが、愛情だけは注がれていたのが幸いです。一切恨んでいません。


もちろん、この世の中にはお金では手に入らない幸せがたくさんあります。


しかし、人間社会で生きていくかぎり、お金が原因で諦めないといけないことがたくさんあります。一度きりの人生。それはもったいないです。


さらに、お金は日常生活をちょっとした幸せで満たしてくれます。お金があれば、スーパーで晩御飯の材料を選ぶ幸せがあります。お金があれば、動物園に行けます。お金があれば銭湯に行けます。


「一攫千金を狙わなくていい」


とにかく「今」を大切にできるように、これからも安全運転で投資を続けます。

【株価収益率】PERが機能するかどうか調べる。そうすればPERは最強の友。

皆さん、こんにちは!


朝からスターバックスで銘柄研究をしてました。私の普段やっていることは大半が銘柄研究です。本当に地味で地道な作業ですが、指図受けず1人で仕事をしたい性格ですので幸せです。


一段落したのでブログを書きます。


■昨日、PERについてツイートしました⇓⇓


PERは株価と収益を比べるのに便利な指標です。


ということは、収益の信頼性が何より大事になってきます。例えば、売上高も営業利益も非常に好調な自動車会社があるとします。それなのにPERは10倍。一見、PERを見ると割安に見えます。しかし、この場合はPERがあまりあてになりません。なぜなら自動車会社は一般的に景気の影響を受けるからです。そのため、今まで業績が好調だったのに、来期予想から急に弱含むことも少なくありません。もちろん、景気循環の株もタイミングさえ間違わなければ大きなチャンスがあるのも事実です。しかし、業績がブレやすいゆえPERを鵜呑みにしていると危険なのです。


逆に、「景気の影響を受けずに成長、または景気の影響を受けるが成長し続けることができる。」ような会社もあります。そういった会社の業績は長年に渡って一貫した業績を出していることが多いです。ここで大事なのが成長していることです。いくら景気の影響を受けなくても会社が成長していなければ、PERは機能しません。


例えば、「万年割安」という言葉がありますね。株には万年割安もあるから、PERで判断すると危険という考えもあります。


しかし、そもそも万年割安には万年割安の原因があります。それは「成長していない」「成長しているように見えて成長していない」からです。成長していない会社は分かりやすいですね。長年にわたり業績が横ばいということです。こういう会社は万年割安になりやすいです。後者については、直近数年の業績が右肩上がりなだけで、やはり5年、10年単位で見ると業績が横ばいなのです。万年割安になりやすいです。


もちろん、株価はファンダメンタルズだけで動くのではありません。様々な思惑や需給により株価は変動します。そのため、短期的にはファンダメンタルズと違った動きをします。しかし、中長期的には必ずファンダメンタルズに沿った動きになるのです。ここはとても大事です。つまり、中長期投資家は常に会社の状況に注意を払えばいいのです。

【玉操作】会社の分析も大切だが、株を保有した後の売買も大切!!

昔から、相場の秘訣は「玉操作」と言われることがあります。玉とは手持ちのポジションのことで、先物や信用取引など幅広く使われます。そしてそのポジションを相場動向に応じて買ったり売ったりしていくことです。(この記事では現物取引について書きます)

そもそも株を買ったら最後、株を数年、10年単位で保有するというのは稀なことです。長期投資家でも1ヶ月、もしくは半年や1年経てば売却していることも珍しくありません。さらに一度の買付で終わらず保有株の買い増しをすることもあるでしょう。それも玉操作です。あのウォーレンバフェットも分割で買い増したり分割で売却することがあります。

株式投資は株を通じて会社を所有することができますが、投資家の成果を大きく左右するのは、いつ買って、いつ売るかです。なぜなら株価は大きく変動するからです。いくら業績が良くても株価が高い時に売れないと儲かりません。上がった時にたくさん株を保有していないと資産増に貢献しません。

つまり、投資家の利益は玉操作によって大きく左右されるのです。同じ銘柄に投資をしていても儲かる人もいれば損する人もいます。これは投資期間が3年、5年でも同じことです。

自分の相場帳や売買記録などを見るようにして、売買の改善点を研究すれば必ず成長します。とくに失敗だと思う取引をたくさん見る事が大切です。失敗からは多くの事が学べるからです。

【現金は大切に】常にバットを振り続ける必要はない。絶好のチャンス球だけ打てばいい。

キャッシュ(現金)が余ってくるとすぐに株を買いたくなるのが株式投資家です。なにか動いていないと、不安になったり、自分だけ取り残されているような気持ちになるのです。


でも、そこで焦って現金を使ってはいけません。グッとこらえて、自分にとって本当に有利な取引だけするようにしてください。投資家は儲かっている時は心にスキができる傾向があります。普段なら慎重に考えるはずなのに、簡単に買い注文を入れてしまうことがあるのです。これは人間だから仕方ありません。儲かれば調子に乗るのが普通です。


しかし、出来る限りその心のスキを作らないのが思慮深い投資家なのです。意識的に自分を自制するしかないのです。常にバットを振り続ける必要なんてないのです。自分にとって絶好のチャンス球だけ打ちましょう。



もちろん、投資家それぞれ有利な取引は異なります。自分にとって有利な取引だと思えば、迷わず現金を使う瞬発力も大切です。

よくあるのが、
「この株は絶対上がると思ったんだよな〜!!」
「あの株が有望なのは知っていた!!」

なんてことを言ってしまうことです。これは全く意味がありません。いくら自分が先見の明を持っていたからといっても、行動していなかったら投資家としては何の意味もありません。有利な取引を見つければ、果敢に攻める勇気が求められます。



有利な取引を見つけれないときは、保有している銘柄を注視するのです。必要であれば分割利益確定をすればいいし、必要であれば全売却すればいいでしょう。何もする必要がなければそのまま保有し続ければいいのです。当たり前のことを言っていますが、この当たり前のことを愚直にすることが大切なのです。


そして、有利な取引を見つけるまでひたすら銘柄研究すればよいでしょう。それまで、余剰キャッシュ(現金)は温存して、ここぞというときに使ってください。